活动剧情

キミと、セカイの始まりで

活动ID:140

第 1 话:セカイの想いに触れて

セカイの狭間
ミク:あ、いらっしゃい!
ミク:来てくれたんだね いつもあの子達のことを見守ってくれてありがとう
ミク:今日はみんなもいるから、一緒におしゃべりしていかない?
リン:こんにちはー! えへへ、来てくれてうれしいな♪
リン:今ね、みんなでセカイの話をしてたの!
レン:ねえ、知ってる? 最近セカイが、ちょっとずつ変わってるみたいなんだ!
ルカ:セカイに新しい場所ができたり、芽が生えたりしてるのよね
MEIKO:これも、あの子達が成長している証なのかしら
KAITO:そうかもしれないね。 みんなはこれまで、たくさんのことを経験してきたから
ミク:そうだね——
ミク:4人で一緒に、プロを目指して 一歩一歩進んできたり——
ミク:アイドルとして希望を届けるために 毎日努力を重ねてきたり——
ミク:伝説の夜を超えるために それぞれの試練を乗り越えてきたり——
ミク:それぞれの夢を叶えるために 新しい場所へ旅立つことを決めたり——
ミク:自分を見つけるために、 つらいことにも向き合ってきたり—
ミク:……本当の想いを見つけたあと、 いろんな経験をして、いろんな想いを積み重ねてきた
ミク:そんな、みんなの想いがセカイに影響して—— セカイも、少しずつ変化してるんだろうね
レン:……あれ? ねえ、あそこに何かキラキラしたものがあるよ?
ルカ:あら、本当だわ。 もしかして、誰かの想いの欠片かしら
KAITO:でも、想いの欠片とはどこか違うような……
ミク:……もしかしたら、セカイがわたし達に 何か伝えようとしてるのかもしれないね
ミク:それなら——触れてみたいな
リン:わたしも賛成! 今度はどんな想いに触れられるのか、楽しみだね♪
MEIKO:ええ。あの子達に、何か関係があるかもしれないし!
レン:うん!
ミク:キミも、一緒に見守ってくれる?
ミク:ありがとう!
ミク:それじゃあ……いくよ!

第 2 话:流星の夜に

视频:播放视频
???
ルカ:あら……ここは……
ルカ:公園……?
???:わぁ、きれい……!
ルカ:え……?
ルカ:あれは……一歌ちゃん達……?
ルカ:ずいぶん小さい頃のようだけど……
幼い穂波:あ、そういえば今日って、流星群が見られる日だったね。 朝ニュースでやってたよ
幼い志歩:へえ、そうなんだ。 じゃあもう少し待ってたら、もっとたくさん見られるのかな
幼い一歌:もっとたくさん……。きっと、キレイだろうな
幼い咲希:…………
幼い一歌:咲希? どうしたの?
幼い咲希:……えへへ。 ずーっと、こんな風だったらいいなあって思って
幼い咲希:みんなで遊んで、たっくさんおしゃべりして、 帰り道に星見たりして……
幼い咲希:そんな風に、ずーっと みんなと一緒にいられたらいいなあって
幼い一歌:……そうだね、私もそう思う
幼い一歌:(……みんなと、ずっと……一緒にいたいな)
ルカ:……あら? この光は、もしかして——
ルカ:……想いの、欠片……
ルカ:……そう、これが、あの子達の始まりなのね
幼い一歌:ねえ、みんな! 次はこの曲を演奏しない?
幼い穂波:あ、それって新しいミクちゃんの曲?
幼い一歌:ううん、今回はルカの曲なんだ。 すごくかっこいいから、志歩も好きそうだなって思って
幼い志歩:へえ……。じゃあ、ちょっと聴いてみようかな
幼い咲希:アタシも聴きたーい! どんな曲なんだろ~♪
幼い一歌:——♪ ——♪
ルカ:(……いい音色ね)
ルカ:(みんな、心から楽しんで演奏しているのがわかるわ)
ルカ:(ずっと聴いていたいくらい)
ルカ:あ……そうだわ
ルカ:(このセカイでは、私の声は聴こえないだろうから せっかくだし一緒に——)
ルカ:……——♪ ——♪
ルカ・幼い一歌:『——♪ ——♪』
中学生の志歩:——そっか。 いつ退院できるかは、まだわからないんだ
中学生の咲希:……うん……
中学生の咲希:あ、でもでも全然大丈夫だよ! ここでも勉強はできるし、 みんなもお見舞いに来てくれるしね!
中学生の咲希:だから、アタシのことは心配しないで!
中学生の穂波:咲希ちゃん……
中学生の一歌:……わかった。 また、みんなで来るから
中学生の一歌:すぐ来るから。 ……待っててね、咲希
中学生の咲希:うん……!
中学生の一歌:——そうだ。これ、最近クラスで流行ってるお菓子。 咲希が好きそうだったから買ってきたよ
中学生の一歌:食べられそうな時に食べてみて
中学生の咲希:わ、ポリポリチップスのミルクティー味!?
中学生の咲希:やった~! 食べてみたかったんだ!
中学生の志歩:最初、何それって思ったけど…… 結構おいしいんだよね、それ
中学生の穂波:うん、甘じょっぱい味で くせになっちゃうっていうか
中学生の咲希:そうなんだ……! ちょっとだけならいいって言われてたし、 あとで食べちゃおっと♪
中学生の咲希:今度来てくれた時、感想言うね!
中学生の一歌:うん、じゃあまたね
中学生の穂波:バイバイ、咲希ちゃん
中学生の咲希:はーい! みんな気をつけてね~!
中学生の咲希:…………
中学生の咲希:……足音、聞こえなくなっちゃったな
中学生の咲希:みんな、もう行っちゃったんだ
中学生の咲希:…………静か、だな
ルカ:(……咲希ちゃん……)
ルカ:(……欠片の中だし、この頃の咲希ちゃんには 届かないかも知れないけれど……)
ルカ:……——♪
ルカ:——♪ ——♪
ルカ:——♪ ——……♪

第 3 话:教室から想いを寄せて

???
中学生の穂波:志歩ちゃん、一歌ちゃんから様子が変だって聞いたけど、 何かあったの? もし何か困ったことがあるなら 話を聞きたいなって思うんだけど……
中学生の志歩:……っ
中学生の志歩:——私に話しかけないで
中学生の一歌:ねえ志歩、この前の『もう話しかけないで』ってどういう意味?
中学生の一歌:メッセージも読んでくれないし——。 咲希には、連絡してるの?
中学生の志歩:…………
中学生の志歩:……『もう話しかけないで』っていうのは、そのままの意味
中学生の志歩:私、一歌達と遊んでる暇ないの
ルカ:(……これは……)
中学生の一歌:穂波、今日一緒に帰らない? 新しいパン屋さんができたみたいだから……
中学生の穂波:……ごめん、一歌ちゃん
中学生の穂波:しばらく話しかけないで……
中学生の咲希:最近、しほちゃん達来てくれないなあ
中学生の咲希:……病院は遠いから、しょうがないよね
中学生の咲希:さみしい、けど……
一歌・志歩・穂波・咲希:——『一緒に、いたいな』
ルカ:(みんな、“一緒にいたい”という気持ちは同じなのに——)
ルカ:(……どうしてこうなってしまったのかしら)
ルカ:——あら? 欠片が……
ルカ:これは、もしかして——
???
ルカ:……欠片が、セカイに……
???:——へえ、ここは学校のセカイなんだ
???:そうみたいね
???:いろんな教室があったし、 屋上から見える空がすごく綺麗だったわよ
???:え……ルカ、もしかして もうセカイの中見て回ったの?
ルカ:あら、ミクも一緒に回りたかった?
ミク:別に、そういうわけじゃないけど……
ルカ:ふふ、それなら次に散歩する時は声をかけるわね
ミク:いいってば。 ひとりで十分だし
ルカ:(やっぱり……このセカイの私達だわ)
ルカ:(まだセカイが生まれたばかりなのに、 この頃から仲良しなのね)
ルカ:それにしても……このセカイからは、 想いの持ち主——一歌達の想いを強く感じるわね
ミク:うん……。 一緒にいたいっていう想いが、すごく伝わってくる
ミク:早く、来てくれるといいのに
ルカ:……そうね
ルカ:でも……今はまだ、難しいかもしれないわね
ルカ:あの子達は、一緒にいることを避けているから
ルカ:きっと——互いを想うあまりに
ミク:…………
ルカ:……早く見つけてほしいわね。みんなの本当の想いを
ミク:そうだね……
ミク:——ルカ、私ちょっと屋上に行ってくる
ルカ:あら、ついていかなくても大丈夫?
ミク:もう……外の空気吸ってくるだけ
ルカ:ふふ、いってらっしゃい
ルカ:……本当に、想いが溢れているわね
ルカ:おそろいのぬいぐるみに、写真、それに——
ルカ:——みんなの楽器
ルカ:(……ここにあるもの全てから、 “一緒にいたい”っていう想いを感じるけれど……)
ルカ:(この楽器達からは、特に強く感じるわ)
ルカ:(きっとみんな、音楽を通して 想いを深めていったのね)
ルカ:(きっと、今でもみんな—— お互いに大切な想いを抱えてる)
ルカ:(このセカイを生むくらい、強い想いを)
ルカ:——この想いを、失わせたくない
ルカ:(だって、あの子達にとって…… 何にも代えられない、大切な想いだもの)
ルカ:だから——
ルカ:……私達も、頑張らなきゃね
ルカ:みんなが、本当の想いを見つけて—— この写真の頃みたいに、みんなで笑いあえるように
ルカ:(……頼もしいわね)
ルカ:……大丈夫、あなたにはできる
ルカ:あなたとミクの想いは、絶対に叶うわ
ルカ:あの子達は……本当の想いを見つけてくれる
ルカ:そして——
ルカ:これからもずっと、その想いを叶え続けていくと思うわ
ルカ:だから……
ルカ:——これからも、あの子達を見守っていてね
ルカ:……気のせい、かしら?
ルカ:……とはいえ、あんまり気負い過ぎてはだめね。 これから一歌達がセカイに来るんだから
ルカ:——頑張りましょう
ルカ:あの子達の道しるべになれるように
视频:播放视频

第 4 话:キラキラしたステージから

视频:播放视频
???
リン:——あれ? ここって……
先輩メンバー達:——遥ちゃん、準備できた?
リン:あ……
リン:小さい頃の遥ちゃんだ!
先輩メンバー達:遥ちゃん、衣装すっごく似合ってるじゃん!
先輩メンバー達:……って、もしかして緊張してる?
先輩メンバー達:今日が初ステージだし、緊張するよね。 ……大丈夫?
幼い遥:……はい、大丈夫です
幼い遥:私は……今日のために、これまで練習してきましたから
幼い遥:ステージの上から、たくさん希望を届けなきゃ
リン:(……ふふっ、遥ちゃん変わってないなあ)
リン:(希望を届けたいって想いが伝わってくる!)
先輩メンバー達:いいね、その意気だよ! でも、ちょ~っとだけ硬いかな?
幼い遥:えっ?
先輩メンバー達:ほら、笑顔笑顔! お客さんは遥ちゃんの笑顔を見たいんだからね
幼い遥:あ……
幼い遥:——はいっ!
リン:あ……!
リン:あそこにいるのって……愛莉ちゃん?
リン:でも、なんで……? さっきまで、遥ちゃんのステージを見てたのに……
愛莉:——そんなに緊張したままで、 見に来てくれた人達を笑顔にできるかしら?
愛莉:わたしは、全力で歌って踊ってしゃべって、 できることぜ~んぶやって、 今日ここに集まってくれたみんなに最高の時間を届けたいの!
愛莉:それでみんなに、よーし明日もがんばるぞー!って、 希望を持ってもらえるような——
愛莉:そんな、スーパーアイドルになりたいの!
愛莉:……ふたりだって、そうでしょ? だったら、こんなところで緊張してられないわよっ!
QTメンバーA:……うん、愛莉の言うとおりかも
QTメンバーB:全力でやらなくっちゃね! ありがとう、愛莉!
愛莉:その調子よ! それじゃあ今日のイベント、盛り上げていくわよー!!
リン:(もしかして、これって…… みんなの初めてのライブ——?)
雫:(ここから先は本番——。 ファンのみんなが見てるし、ミスは許されない……)
雫:(練習はたくさんしたし、歌も振りも覚えてる。 愛莉ちゃんも見に来てくれるって言ってたし、 ちゃんと成功させないと……!)
雫:…………
雫:(——大丈夫、私はアイドルなんだから!)
雫:…………っ!
雫:(すごい声援……! 今まで聞いたことがないくらい——)
雫:(こんなにもたくさんの人が、私を見てくれているのね。 アイドルの私を——!)
雫:(みんなの応援に応えたい。 みんなに希望を届けられるような、私になりたい……!)
幼い遥:——♪ ——♪
幼い遥:(たくさんの人達が、私を見てくれてる……!)
観客達:遥ちゃーん!
観客達:こっち向いて~!
幼い遥:(たくさんの声が……全身を包んでる)
幼い遥:(私を、アイドルだって認めてくれてる)
幼い遥:(それなら——)
幼い遥:(ここに来てくれてる人全員に、希望を届けよう)
幼い遥:(明日もがんばろうって、思ってもらえるように!)
幼い遥:……みんな、今日は来てくれてありがとう!
幼い遥:この時間を……一緒に楽しもう!
リン:みんな、すっごくキラキラしてる……!
リン:見てるみんなも、すっごくキラキラした顔してて…… わたしまで元気になっちゃった!
リン:アイドルってすごいなあ……
リン:あれ? これって、もしかして……
リン:想いの欠片?
リン:……そっか
リン:アイドルとして、明日をがんばる希望を届けたい——
リン:そんな3人の想いが、欠片になったんだね
リン:みんな頑張ってるなあ……
リン:(想いの欠片も、どんどん大きくなってく)
リン:(このまま、セカイになれるように……育つといいな)
リン:(……でも……)
愛莉:……はあ……
愛莉:(……みんな、前はライブの話をしてくれたのに、 今日は番組の話ばっかりね……)
愛莉:(わたしがライブに出られてないから、仕方ないんだけど……)
ファンA:ゆうゆう、久しぶり!
愛莉:あ……
雫:だから、本当は違う人にやってもらったほうが——
アリサ:——ふざけないでよ
雫:……っ
アリサ:アンタって、いつもそうだよね。 自分の頭で考えないで、流されてばっか
アリサ:アンタに与えられるのは、 誰かにとって死ぬほど欲しいチャンスなのに、 それを自分のものにしようって気もまるでないし
雫:アリサちゃん……
真依:……っ、遥ちゃんの……嘘つき!!
遥:!!
真依:希望を持てばなんて、嘘じゃない!! 私は……頑張ったせいで、こんな……っ!!
真依:返して……! 私の時間を……アイドルを! 返してよ!!
遥:……………………っ
リン:みんな……
リン:(あんなに、キラキラしてたのに)
リン:(希望を届けようって、がんばってたのに……)
リン:あ……!
リン:想いの欠片が……消えそうになってる……
リン:(みんな、もう無理だって思っちゃってる)
リン:(ううん……まだ……!)
リン:だって——
愛莉の声:(もう……無理なのかしら……。でも……)
雫の声:(これ以上、続けていけないかもしれないけれど……)
遥の声:(……もう一度、だけ……)
遥の声:(……でも……っ)
リン:……まだ、完全には諦めてない
リン:(もう、消えそうだけど—— 希望を届けたいって、みんなが思ってるのが伝わってくる)
リン:……もどかしいな……
リン:わたしも、みんなのために何かしたい……
リン:諦めないで、って—— みんなは、希望を届けられるアイドルだよって、言いたいのに
???:わ~! またダメだった~!
リン:え……? この声って……
みのりの声:今回はいけると思ったのになあ……
みのりの声:……ううん、落ち込んでちゃダメ!
みのりの声:もっともっともーっとがんばって、 遥ちゃんみたいな—— 明日をがんばる希望を届けるアイドルになるんだから!
リン:あ……!
リン:わっ! まぶしい~!!

第 5 话:希望を届ける歌で

???
リン:ううっ、まぶしかったあ……
リン:あれ? ここって、もしかして……
???:わあっ、大きいステージ……!
リン:向こうにもいっぱいステージがあったけど、 ここが一番大きいかも!
リン:お客さんもたくさんいる……! すごいなあ……
リン:……希望を、届けたい……
リン:……それが、このセカイの想いの持ち主の想いなんだね
リン:それなら、わたしも——
リン:アイドルとして、みんなに希望を届けよう!
リン:みんなの想いは、絶対に叶うって!
リン:あ……!
リン:みんなー! 今日はわたしと一緒に い~っぱい盛り上がっちゃお!
リン:——♪ ——♪
リン:……そうだよね
リン:(みんなのために、何かできないかな…… もどかしいなあって思ってたけど)
リン:……こっちのわたしが、わたしのかわりに みんなのことを応援してくれるんだもんね
リン:——がんばれ、わたし!
リン:——♪ ——……♪
リン:みんな、聴いてくれてありがとう~!
???:リンちゃーん!
リン:あ……
ミク:リンちゃん、ここにいたんだ!
リン:あっ、ミクちゃん!
リン:すっごく大きいステージで、お客さんもいっぱいいたから つい歌っちゃった♪
ミク:そうだったんだ!
ミク:わたしも、あっちのステージで歌ってたんだ♪ 一緒だね!
リン:えへへ、ミクちゃんのステージ、見たかったなあ
リン:それにしても……ここって、本当に たくさんのステージがあるよね
リン:きっと、遥ちゃん達の想いが たくさん形になってるんだろうな
ミク:うん……! 早く会いたいね♪
ミク:こんなセカイを作っちゃうような想いを持ってる子なら きっとアイドルが大好きで——
ミク:みんなに希望を届けるためにがんばれる 優しくて素敵な子達だと思うから!
リン:絶対そうだよ! だって、こんなにたくさんのステージから 希望を届けようって想いが感じられるんだから!
リン:だから……わたし達もがんばろう、ミクちゃん!
リン:みんなが想いを見つけられるように、 いっぱい歌って踊って、希望を届けて——
リン:それで、いつかこのステージで みんなと一緒に歌おう!
ミク:うんっ!
リン:(ふたりとも、明るくて、前向きで…… わたしも希望をもらえちゃうなあ)
リン:……すぐには、あの子達の気持ちは 届かないかもしれない
リン:でも、ふたりのライブは、きっとあの子達に 希望をあげられるはずだから
リン:だから……がんばってね!
リン:——いこう、ミクちゃん!
ミク:うんっ! 最高のライブにしようね♪
リン:も、もしかして……ふたりのライブが見れちゃう!?
リン:えへへ…… せっかくだし、わたしもも~っと楽しんじゃおっと!
ミク:——それじゃあみんな、いくよ~!
リン:一緒に盛り上がっていこうっ♪
リン:わああっ、かわいい~!
リン:ミク、わたし! がんばって~!
视频:播放视频

第 6 话:熱狂の夜に

视频:播放视频
レンの声:ま、まぶしいよ~!
MEIKO:……っ、ここは……
凪:♪————————!!
大河・謙:『♪————————!!』 『♪——!! ——!!』
レン:す……
レン:すごいすごいすごい!
レン:胸にズーンってくるし、 体が自然に動いちゃうっていうか……!
MEIKO:ええ……! それに、会場もすごい熱気……!
MEIKO:……そうだったのね
MEIKO:ここが、あの子達の始まりの場所——
MEIKO:ここは……ビビッドストリート?
MEIKO:あら? レンがいないわね。 どこに行っちゃったのかしら……
???:——! ————!!
MEIKO:あの歌声は——
中学生の杏:(RAD WEEKENDは、本当にすごかった……!)
中学生の杏:(私もあんな風に歌えるようになって、 いつか凪さんと一緒に、ステージに立ちたい……)
中学生の杏:(それで……RAD WEEKENDを超えるくらいの イベントをやるんだ!!)
中学生の杏:——! ——~~~!!
ライブハウス店長:おう、杏ちゃん。 今日もいい歌だな
中学生の杏:うん! いつか凪さんと一緒に、 RAD WEEKENDよりすごいイベントをやりたいから!
中学生の杏:もっともっと歌えるようにならなきゃ!
ライブハウス店長:……そうだな
ライブハウス店長:——きっとできるよ、杏ちゃんなら
中学生の杏:えへへ、ありがと!
中学生の杏:その時はみんなも呼ぶから、楽しみにしててね!
中学生の杏:よーっし、もうちょっと練習しよっかな。 でも……
中学生の杏:……凪さん、どこ行ってるんだろ。 一緒に練習したいのに……
中学生の杏:最近、全然会えてないし 忙しいのかな?
中学生の杏:……でも、それなら次に会った時に びっくりさせればいいよね!
中学生の杏:よーし! もっと練習しよっと!
MEIKO:(……杏ちゃん、頑張ってるわね)
MEIKO:(この頃から情熱的で、歌と凪さんのことが大好きで)
中学生の杏:——! ——!!
中学生の杏:ふう……
中学生の杏:(今日歌ってる人達、みんなうまいな……)
中学生の杏:(なんとか勝てたけど、ギリギリだったし まだまだ練習しないと)
中学生の杏:(それに……)
ミュージシャン:——ねえ、白石さん!
中学生の杏:え?
ミュージシャン:さっきのステージ見てたよ! すごい歌だね、さすがRAD WEEKENDを超えようって 思ってるだけあるよ
中学生の杏:あ、ありがとうございます! 全然まだまだですけどね、勝ててよかったって感じで
ミュージシャン:あはは、そんなことないと思うけどね~!
ミュージシャン:……あのさ、よかったら私と組まない? ふたりだったらそこそこいい歌歌えると思うんだ!
中学生の杏:え……
中学生の杏:あー……
中学生の杏:……ごめんなさい。 私、今はそういうの考えてなくって
ミュージシャン:そっか……。 もし相棒がほしくなったら声かけてよ
中学生の杏:はい、ありがとうございます!
中学生の杏:(相棒、か……)
中学生の杏:(私も……)
中学生の杏:(凪さん達みたいな、 一緒に夢を目指して歌える相棒はほしいけど)
中学生の杏:(なんか、この人だ!って思える相手に 出会えないんだよね……)
ミュージシャン達:——ついに来週がデビューイベントだな!
ミュージシャン達:ああ、対戦型イベントだし、思いっきり沸かしてやろうぜ!
中学生の杏:あ……
中学生の杏:……いいな。父さん達みたい
中学生の杏:……私も、いつかは見つけるんだ
中学生の杏:最高の相棒を——
MEIKO:……この頃から、杏ちゃんはたくさん努力をしていたのね
MEIKO:RAD WEEKENDを超えるため——
MEIKO:そして、そのための相棒を見つけるために……
MEIKO:(……苦しいでしょうね)
MEIKO:でも、大丈夫よ。 だって——
MEIKO:――あなたの歌は、未来を動かしたんだから

第 7 话:みんなの居場所に

???
MEIKO:ここは……
MEIKO:……あの子達の想いが作ったお店みたいね
MEIKO:でも、まだ誰もいないのかしら
MEIKO:それなら——
MEIKO:コーヒー豆に、茶葉もいろいろあるわね。 冷蔵庫には材料もたくさんあるし……料理も作れそう
MEIKO:……とりあえず、1杯淹れてみようかしら
MEIKO:(これは……このセカイの私ね)
MEIKO:(カフェの中ががらんとしているし…… もしかすると、セカイができてすぐの頃なのかしら)
MEIKO:——うん、豆が挽けたわ
MEIKO:……いい香りね。 美味しいコーヒーが淹れられそうだわ
MEIKO:(……路地を歩いていた時、強い想いを感じたわ)
MEIKO:(RAD WEEKENDを超えたいっていう、強い想いを)
MEIKO:RAD WEEKEND……きっと、通りに貼ってある フライヤーのイベントよね
MEIKO:どんなイベントなのかはわからないけど…… きっと、とても大事なイベントなんだわ
MEIKO:想いの持ち主——杏ちゃん達は、 今もそのイベントを超えるために歌っているんでしょうね
MEIKO:(……どんな子達なのかしら)
MEIKO:ふふっ、きっととても歌が大好きで 情熱的な子なんでしょうね
MEIKO:ひょっとしてこのカフェも、 想いの持ち主達にとって必要だったり、大切な場所なのかしら?
MEIKO:それなら……ここにあるものも、大事に扱わなきゃね
MEIKO:……このセカイの私は、この頃から コーヒーを淹れるのが上手だったのね
MEIKO:ふふっ、いい香りだわ
ミク:……あれ、メイコ。 もしかしてコーヒー淹れてるの?
MEIKO:ええ、ミクも1杯どう?
ミク:もらおうかな
MEIKO:ちょっと待ってね。 ——はい、どうぞ
ミク:ありがと
ミク:……うん、美味しい
ミク:メイコ、この腕ならカフェも開けるんじゃない?
MEIKO:あら、そうかしら
ミク:うん。ちょうどここは使われてないみたいだし、 やってみたら?
ミク:……きっと、あの子達のために作られた場所なんだしさ
MEIKO:……そうね……
MEIKO:私も、同じように感じたわ
MEIKO:ここは、あの子達が必要としている場所なのかもしれないって
MEIKO:それなら、私は——
MEIKO:ここを、想いの持ち主の子達が くつろげる場所にしたいわ
MEIKO:あの子達が目指してる場所は、すごく高いところみたいだから
MEIKO:練習に疲れている時や、苦しいことがあった時、 悩んだ時に、ふらっと立ち寄って休めるような——
MEIKO:そんな場所にできたらって思うの
ミク:……きっとそうなるよ。 メイコは聞き上手だし
ミク:それに、コーヒーも美味しいしね
MEIKO:ふふ、ミクのお墨付きなら間違いないわね
ミク:まあね。私、味にはうるさいから
ミク:——楽しみだね。 このカフェに、想いの持ち主の子達が来るのが
MEIKO:ええ、そのためにも…… みんなが喜んでくれるようなメニューを考えなきゃ
MEIKO:まずは……オリジナルブレンドを作ってみようかしら
ミク:へえ、どんなコーヒーになるんだろ
MEIKO:みんなのために——
MEIKO:やっぱり……頼もしいわね
MEIKO:あなたの言う通り、あの子達にとって ここはとても大切な居場所になるわ
MEIKO:……みんなをよろしくね、私
ミク:ねえ、メイコ。カフェにするなら コーヒーだけじゃなくて、食べ物もほしくない?
MEIKO:たしかにそうね……。 練習で、お腹がすくこともあるでしょうし
MEIKO:でも、うまくできるかしら
ミク:やってみたら? 味見は任せてよ
MEIKO:あら、ミクがお腹すいてるだけじゃなくて?
视频:播放视频

第 8 话:あの夜を超える歌を

视频:播放视频
???
レン:あ、あれ?
レン:さっきまで、RAD WEEKEND見てたはずなのに…… 違う場所にきてる?
レン:でも、ここって……?
レン:あ……!
中学生の彰人:(……今日のイベントも手応えがなかった)
中学生の彰人:(毎日、歌の練習をしてるし、走り込みもしてるから 前よりは声も出てるし、歌えてるはずだ)
中学生の彰人:(……けど、まだまだ全然、届かねえ)
レン:(……もしかして、これって、昔の——)
中学生の彰人:(どうしたら、もっと歌えるようになるんだ)
中学生の彰人:こんなんじゃ、RAD WEEKENDは——
???:♪——! ♪——!!
中学生の彰人:……なんだ?
中学生の彰人:(音程は機械みてえに正確だな……。 だが、お上品な歌ってわけじゃねえ。 むしろ、荒々しくて、まるで——)
中学生の彰人:(一体、どんなヤツが歌ってんだ?)
中学生の彰人:(……ここらへんじゃ見ない顔だな。 あんま歌い慣れてる感じもしねえし)
中学生の彰人:(いかにもいいとこのヤツって雰囲気なのに、 こんな必死に、がむしゃらに歌って——)
中学生の冬弥:——♪ ——~~~!
中学生の彰人:(……目が、離せねえ)
レン:——これが、ふたりの出会いなんだ
数日後
さらに数日後
レン:(毎日歌いに来る冬弥を、彰人は見てたんだ)
レン:(あ……!)
中学生の彰人:——おもしろいな、お前。 なあ、ちょっとオレと歌ってみねえ?
中学生の冬弥:……お前と?
中学生の彰人・冬弥:『♪————! ♪————!!』
中学生の冬弥:(……!)
中学生の冬弥:(なんだ、この感覚は……)
中学生の冬弥:(体の内側が、熱を帯びていく)
中学生の冬弥:(これは——)
中学生の彰人:(……やっぱりすげえな。 一緒に歌ってると余計にわかる)
中学生の彰人:(歌は上手いが……それだけじゃねえ)
中学生の冬弥:♪——!! ♪————~~~!!
中学生の彰人:(こいつとなら——)
レン:すごいなあ……!
レン:ふたりとも、すっごく真剣で、楽しそう……!
中学生の冬弥:♪——……!
中学生の冬弥:…………
中学生の彰人:——なあ、また来いよ
中学生の彰人:待ってるからな
翌日
中学生の彰人:♪——! ♪————!
中学生の彰人:♪——……
中学生の彰人:……お、来たのか
中学生の冬弥:……歌うんだろう
中学生の彰人・冬弥:『♪——! ♪————!』
中学生の冬弥:彰人、このパートだが ソロでやるよりもふたりで合わせたほうがいい
中学生の彰人:……たしかに、そっちのがパワーが出るな。 んじゃそれでやってみるか
中学生の彰人:そうだ、冬弥。 ——次、イベントに出てみねえか
中学生の彰人・冬弥:『♪——! ♪————~~~!!』
中学生の彰人:(……やっぱり、すげえな)
中学生の彰人:(こいつと歌ってると、引き上げられる感覚がある)
中学生の彰人:(いちいち音程やリズムが正確ってのもあるが…… 曲に込められた想いや熱を理解したうえで、歌でぶつけてくる)
中学生の彰人:(おそらく、無意識なんだろうが——)
中学生の彰人:(……夢じゃねえかもな)
中学生の彰人:(こいつとなら、RAD WEEKENDも——)
中学生の彰人:……なあ、オレとRAD WEEKENDを超えねえか?
中学生の冬弥:え……。 RAD WEEKEND……?
中学生の彰人:ああ、RAD WEEKENDっていうのは——
レン:(彰人達は……こんな風に夢を追うようになったんだ)
レン:(歌を通じて出会って、歌を歌って仲を深めて……)
レン:(今は本当に、最高の相棒って感じだけど—— この頃から惹かれ合うものがあったんだな)
レン:——うわっ!? また……!

第 9 话:みんなのために!

???
レン:へえ……。 なんだか面白そうなセカイだな
レン:いろんなところに落書きがあるし……
レン:あれって、グラフィティアートっていうんだっけ。 かっこいいなあ!
レン:(——やっぱり、こっちのセカイのオレだ!)
レン:……あれ、あそこにあるフライヤーって……
レン:——RAD WEEKEND……?
レン:あ……! もしかして、これが想いの持ち主達の……!
レン:……そっか、これが伝説のイベントなんだ……
レン:どんなイベントなのかわかんないけど、 ……なんだかすごそう!
???:レン~!
レン:あ……
レン:(リンだ……!)
リン:ねえねえ、この辺りもう見た!?
リン:いろんな場所に音楽の気配があって、 すっごくワクワクしないっ?
レン:あ、それわかる!
レン:これも、RAD WEEKENDって イベントへの想いが影響してるのかな?
リン:きっとそうだよ!
リン:想いの持ち主——彰人くん達も、そのイベントを超えるために 頑張って歌の練習をしてるんだろうなあ
レン:ああ!
レン:——なあ、リン! オレ達も歌の練習しようよ!
リン:え?
レン:もし、想いの持ち主達が 歌に悩んでこっちに来た時、オレ達が歌えなかったら困るだろ?
レン:その時、力になれるように—— もっともっと歌えるようになりたいんだ!
リン:……うん、そうだね!
リン:じゃあ、みんなに負けないくらい上手くならなきゃ!
レン:ああ、やろう!
リン:それじゃあいくよ!
レン・リン:『——♪ ——♪』
リン:レン、今のいい感じ!
レン:リンもすごいじゃん! よし、次はもっといくぞ!!
レン・リン:『——♪ ——~~~~♪』
リン:ねえねえ、今のハモリすっごくよかったよね!
レン:うんうん! チームワークばっちりって感じ! みんながいつ来ても大丈夫だね!
レン:……こっちのオレ達も、最初からいい相棒だったんだ
レン:(だから、彰人達のことも 力を合わせて支えてこれたんだろうな)
レン:(これなら、ふたりに任せておけば この先も大丈夫だね!)
リン:はあ、はあ……
レン:いっぱい歌ったら、なんだか喉渇いちゃったな……
リン:あ……! そうだ、カフェに行ってみない!?
レン:え、カフェ?
リン:うん! さっき、ミクがメイコと一緒に カフェの準備してたんだ!
リン:もしかしたら、もう準備終わってるかも!
レン:(そういえば、メイコは何してるんだろ? 一緒にこのセカイに来てたはずだけど……)
レン:(もしかしたら、カフェにいるのかな。 行ってみよう!)
MEIKO:あ、いらっしゃい
リン:こんにちはー!
レン:メイコ、カフェやるんだって!?
MEIKO:あら、情報が早いわね。 ちょうど今、ドリンクの準備ができたところよ
レン:……メイコ、やっぱりここにいたんだ!
MEIKO:あら、レンも来ていたのね
レン:うん! 彰人と冬弥が出会った時のことを見てさ
レン:昔からすごく真剣に夢を追ってて…… すっごくかっこよかったよ!
MEIKO:そうだったの。 私は杏ちゃんを——杏ちゃん達を見ていたわ
MEIKO:杏ちゃんも、同じようにストイックに歌っていたわね
レン:あはは! やっぱりみんな、この頃から変わってないんだな!
レン:……だけど、不思議だよね
レン:この頃の彰人や杏達は、そこまで仲良くないのに 同じセカイができるなんて
MEIKO:それほど、想いの力は強いものなのね
MEIKO:これからあの子達がちゃんと出会って 本当の想いを叶える日が来るって考えると、感慨深いわ
レン:うん、そうだね……
レン:でも、まだまだこれからだよ!
レン:みんなはこれから、想いの先に—— 世界に飛び立って行くんだから!
MEIKO:ええ、そうね!
レン:……オレも、みんなを見守ってるから このセカイで、あの子達みんなを支えてね
レン:頼りにしてるよ、オレ!
视频:播放视频

第 10 话:ショーで笑顔を

视频:播放视频
???
KAITO:——っここは……病院?
KAITO:(あの想いの欠片に似た何かが 僕をここに飛ばしたんだろうけど……どうして病院なんだろう)
KAITO:(それに、みんなは——)
???:——とりゃー! ペガサスアターック!!
???:あははっ! なにそれ~!
KAITO:……あれ?
KAITO:この声は……
幼い司:オレは負けないぞ! 必ず、この戦いに勝ってみせる!!
幼い司:いくぞ、戦士ラビットソルジャー!
幼い司:『うん、がんばろうね! 勇者ペガサス!』
幼い咲希:ふたりとも、がんばれー!
KAITO:(やっぱり……小さい頃の司くんと咲希ちゃんだ……)
KAITO:(どうしてかわからないけれど—— ふたりが小さい頃の記憶に飛ばされたのかもしれないな)
KAITO:(でも……)
KAITO:(……ふたりとも、とっても楽しそうだ)
KAITO:(特に司くんからは、強い想いを感じる)
KAITO:(咲希ちゃんを笑顔にしたいという、想いを)
KAITO:(もしかしたら、これは——)
住宅街
母親:咲希、元気そうでよかったわね。 司のショーも、とっても面白かったわよ
幼い司:へへ、でしょ!? 咲希のためにがんばって考えたやつだからな!
幼い司:……よかった
幼い司:今日も咲希が笑ってくれて
幼い司:よーし! 帰ったら、次のショーを作るぞ!
KAITO:この光は……
KAITO:(想いの欠片……)
KAITO:(しかも、もう大きくなり始めてる)
KAITO:(……昔、咲希ちゃんと見たショーのように、 誰かを笑顔にしたい——)
KAITO:(すごくキラキラした想いだ)
KAITO:……この欠片が大きくなって、いつかあのセカイになるのかな
KAITO:……大きく、想いを育ててほしいな
幼い司:こうして、ひとつの星を救ったペガサス冒険団は、 宇宙へと旅立ったのであった——
幼い咲希:え~! 宇宙に行っちゃったの!?
幼い司:そうだぞ! でも、次は銀河編をやるから期待してて!
幼い咲希:はーい!
KAITO:(……ふふ、今日も楽しそうだな)
KAITO:(司くんらしい、壮大で夢があるお話だった。 僕も思わず笑顔になっちゃったよ)
幼い咲希:……お兄ちゃん、ありがとね。 わたしのためにいつも、ショーを考えてくれて
幼い司:咲希……
幼い咲希:わたし、お兄ちゃんのおかげで すっごくすっごーく楽しいよ!
幼い司:……!
幼い司:……へへ、よかった!
幼い司:これからも、誰もが笑顔になるような スペシャルなショーを作ってくるからな!
幼い咲希:ホント? でも大変じゃない?
幼い司:全然! オレは世界一のスターになるんだからな!
幼い司:もっともっといっぱいショーを作って、 咲希やたくさんの人を笑顔にするんだ!
幼い咲希:お兄ちゃん……!
幼い咲希:えへへ、お兄ちゃんならなれるよ! がんばってね!
幼い司:ああ!
KAITO:(……また、欠片が輝きを増してる)
KAITO:——あ……
KAITO:これは、もしかして……

第 11 话:想いを見守って

???
ミク:わ~~~☆
ミク:司くんがやってたショー、楽しかったね~!
KAITO:うん、いつも面白いショーを考えているけど 今日は特にすごかったね
ミク:ね! ペガサス王子もかっこよかったし、 ラビット調査員もステキだったなあ~!
ミク:ぴゅーん!って地球の反対側に飛ばされちゃうけど、 ペガサス王子がピンチの時に お空から帰ってくるのも面白かった!
ミク:あれ、ミクもやってみたいなあ☆
KAITO:それなら、僕達であのショーをやってみようか
ミク:えっ、ホント!?
KAITO:うん。司くんはひとりで何人も演じていたけれど——
クマのぬいぐるみ:ボクもヤル!
うさぎのぬいぐるみ:ワタシも入レテ~!
KAITO:ここには、たくさんのぬいぐるみくん達がいるからね。 あのお話を再現したら、壮大なショーが作れそうだ
ミク:わあ~! じゃあやろやろ☆
ミク:えっと、たしか……最初は、ペガサス王子とラビット調査員が 公園で出会うところからだよね!
KAITO:ああ。それじゃあ僕が上手に立つから、 ミクは下手から——
KAITO:(……やっぱり、このセカイの僕達はショーが好きなんだね)
KAITO:(ふふ、これも—— 想いの持ち主である司くんの影響かな)
KAITO:(どんなショーを見られるのか、僕も楽しみだな)
ミク:こうして、ひとつの星を救ったペガサス冒険団は、 宇宙へと旅立ったのであった!
うさぎのぬいぐるみ:パチパチパチ! オ疲レサマー!
ねこのぬいぐるみ:ワー! 楽シカッタ~!
KAITO:すごくいいショーだったね。 ぬいぐるみくん達のダンスもよかったよ
うさぎのぬいぐるみ:ホント? ヨカッタ……!
KAITO:ミク、どうしたんだい?
ミク:……やっぱり、司くんとやりたいっ!
KAITO:え?
ミク:みんなとショーをやるのはす~っごく楽しいけど…… 司くんとも一緒にやったら、もっともーっとおもしろいと思うの!
KAITO:……そうだね。それは僕も同じ気持ちだ
KAITO:それに何より—— 本当の想いに気づいてもらって、 一緒にショーをしたいしね
ミク:じゃあ決定だねっ☆
ミク:カイト、早く呼びに行こ~っ!
KAITO:ふふ、いよいよ司くんと出会うんだね
KAITO:……あれ? でも、司くんがセカイにきたのはたしか、 もっと後だったような——
幼い司:んー、次のショーはどんな話にしようかな……
ミクの声:『司くん、司く~ん!』
幼い司:あれ? なんだか声が……
ミク:『ここだよ! 司く——』
幼い司:あっ! あそこにある木の棒、次のショーで使えるかも!!
幼い司:ペガサス王子の剣だから…… スペシャルスカイ・レジェンド・ペガサスソード!!
幼い司:——うん、いい感じ! よーしさっそくショーを考えよっと!
KAITO:『あ……』
ミク:『うーん! タイミング悪かったかなあ……』
ミク:『でもでも大丈夫! 次は気づいてもらえるようにがんばろ~☆』
幼い司:あはは! この番組面白いな~!
幼い司:あっ今の、ショーのネタに使えるかも! えーっと……
ミク:『司くーん! ミクも一緒にやりたいな~!』
幼い司:えっ?
幼い司:わっ! 電話だ! もしかして、咲希に何か……!
ミク:『あっ!』
幼い司:はい、天馬です!! ……あ、なーんだ。冬弥か!
幼い司:そうだ、冬弥! 次のショーなんだけど、冬弥も一緒に——
ミク:『あ、あれ……』
ミク:『ううん、まだまだ!!』
ミク:『司くん、Untitledに気づいて~!』
幼い司:わっ、あー!!!!!
幼い司:さっきの、なんだったんだろ……って、うわ!
幼い司:ス、スマホが水たまりに……! 壊れちゃったかな……
ミク:うーーーーん! 司くん、全然気づいてくれないよ~!
KAITO:スマホを修理してもらえるまで、しばらく会いにいけないね……
KAITO:でも、まさかここまで気づいてもらえないとは……
KAITO:——だけど……
KAITO:そんなに、焦らなくていいのかもしれないね
ミク:えっ?
KAITO:司くんは、咲希ちゃんのためにショー作りを頑張ってる
KAITO:しばらくは想いが育つのを見守っていよう
ミク:うん……!
KAITO:(……ふたりは、司くんが小さい頃から 想いを見守ってくれていたんだね)
KAITO:(なかなかタイミングが合わなくて大変そうだけど……)
幼い司:前に作ったショー、すっごく笑ってもらえたな! よーし! じゃあ続編を——
中学生の司:……はぁ。咲希も遠くの病院に行って…… ショーを見せる機会が少なくなってしまったな
中学生の司:……いや、落ち込んでいないで、 これを機に演技をもっと学んでみるとするか
中学生の司:それに……もう咲希には、一歌達もいる
中学生の司:ならばオレは、これを機に世界一のスターとなろうではないか!
司:——うむ、今のは素晴らしい演技ではなかったか!?
司:フフフ、オレが世界一のスターとなる日も近いな! ハーハッハッハ!
ミク:『ど、どうしよう……! いつの間にか司くんが、 スターになるぞ~ってことばっかり考えちゃってる……!』
KAITO:『これはもしかすると……笑顔にすべき相手が そばからいなくなってしまったからかもしれないね……』
KAITO:『スターのようになろうと演技に熱中するあまり、 そちらに目が向くようになってしまったのかも……』
ミク:『……このままじゃ、ダメだよね……!』
ミク:『司くん! 司くーん! Untitledに気づいて~!』
ミク:『司くんの本当の想いを思い出して——』
司:あめんぼ赤いなあいうえお~!
ミク:『うう~! やっぱり気づいてもらえないよ~!』
うさぎのぬいぐるみ:エーン! ツカサクン、本当の想いを忘レチャッタ……!
ミク:このセカイも、このままずっと 気づいてもらえないのかなあ?
KAITO:…………
KAITO:いや——司くんは、完全に忘れてしまったわけじゃないと思う
KAITO:それに……今でも彼はショーを大切に思ってる
KAITO:その気持ちがあれば……きっと大丈夫
ミク:カイト……
KAITO:だから、本当の想いに気づいてもらうまで、 何度でも声をかけよう
KAITO:そのために僕達がいるんだろう?
ミク:……うんっ!
ミク:ミク、司くんのためにがんばるね!
うさぎのぬいぐるみ:ワタシモ……!
うさぎのぬいぐるみ:ツカサクンのタメニ、何ヲスレバイイカナ?
ミク:うーん……
ミク:あ! 司くんと同じような想いを持ってる子とかがいれば 思い出してくれるかも!
ミク:そういう子達を探しに行けばいいんじゃないかなっ?
KAITO:(司くんと同じ想いを持っている子……)
KAITO:あ……
KAITO:(——そうか……。 こうして、えむちゃん達と出会うんだ)
うさぎのぬいぐるみ:デモ、探スってドウヤって?
ミク:むむむ……。 スマホからちょろっと顔出して、近くを探してみるとか……?
ミク:うーん! ぬいぐるみさん達と一緒に考えてみよ~!
うさぎのぬいぐるみ:ウン! ミンナのトコロに行コウ!
ミク:ゴーゴー☆ ほら、カイトも!
KAITO:ああ、もう少ししたら行くよ。 ふたりは先に向かっていてくれないかな?
ミク:はーい☆ じゃあ行こっか!
KAITO:…………
KAITO:——きっと、大丈夫だ
KAITO:“ショーで誰かを笑顔にしたい”…… そんな司くんの想いで、このセカイは生まれた
KAITO:今は、忘れてしまったみたいだけれど…… きっと思い出せる
KAITO:だって、こんなに素敵なセカイを生んでくれた 司くんなんだから
KAITO:——大丈夫だよ
KAITO:きっとまた思い出してもらえる。 それに……
KAITO:ミクの言っていた通り、 司くんと同じ想いを持った子達も、ここへ来てくれるよ
KAITO:えむちゃん、寧々ちゃん、類くん—— みんなとても純粋な想いを持った、いい子達だ
KAITO:きっとみんなが、助けになってくれる
KAITO:司くんの本当の想いを見つけて、 一緒に歩んでくれるはずだから
KAITO:彼らを信じて進んでいけば、大丈夫だ
KAITO:…………
KAITO:——頑張ろう
KAITO:司くんに、本当の想いを見つけてもらうために
视频:播放视频

第 12 话:本当の自分を

视频:播放视频
???
ミク:ここは……?
まふゆの母:——まふゆ、今回のテスト惜しかったわね
ミク:まふゆちゃん……!
ミク:(これって、一体——)
中学生のまふゆ:うん……。 ひとつ、計算ミスしちゃって
中学生のまふゆ:期待してくれてたのに、ごめんね。 次は気を付けるよ
まふゆの母:ええ、せっかく正解できる問題なのに もったいないもの
まふゆの母:お医者さんになるためにも、 もっと集中して勉強していきましょうね
中学生のまふゆ:——うん、わかった!
中学生のまふゆ:それじゃあ部屋で復習してくるね
まふゆの母:ええ、頑張ってね。まふゆ
中学生のまふゆ:(……お母さん、がっかりしてたな……)
中学生のまふゆ:……勉強しよう。 次は満点を取らなくっちゃ
中学生のまふゆ:(お医者さんに、なるためにも……)
中学生のまふゆ:えっと、今回間違えたところは——
中学生のまふゆ:…………
中学生のまふゆ:(……このケーキ、あんまり味がしない……。 おいしいのかな。 でも、お母さんがおいしいって言ってたからおいしいんだろうな)
中学生のまふゆ:(でも、ケーキだけじゃない。 レストランの料理もお母さんの料理も、最近味がしない)
中学生のまふゆ:気にしすぎかな。 気分転換に好きなことでも……
中学生のまふゆ:……あれ?
中学生のまふゆ:私、何が好きだったんだっけ……
中学生のまふゆ:…………あはは。変だな。 勉強ばっかりで疲れてるのかな、私
中学生のまふゆ:そうだ。昨日みんなに教えてもらった曲、 聴いてみなくちゃ
中学生のまふゆ:すごく明るくて楽しい曲……
中学生のまふゆ:…………楽しい曲……なんだろうな
中学生のまふゆ:……わからない……
中学生のまふゆ:私は何が好きだった……? 何が、したかった……?
中学生のまふゆ:私は…………どこにいるの……?
中学生のまふゆ:(私は……何が好きなんだろう)
まふゆの母:今日の夕飯は、まふゆが好きなビーフシチューよ。 たくさん食べてちょうだいね
中学生のまふゆ:あ……
中学生のまふゆ:うん、ありがとう。 いただきます
中学生のまふゆ:(私が、好きな……)
まふゆの父:どうしたんだ、まふゆ。 暗い顔をして
まふゆの母:あら、もしかして美味しくなかったかしら
中学生のまふゆ:な、なんでもないよ。 ちょっと考え事してただけ
まふゆの父:そうか? それならいいんだが
中学生のまふゆ:——はい、前借りた本。 すごく面白かったよ
まふゆのクラスメイト:本当!? 絶対まふゆは好きだろうな~って思ってたから嬉しい! 好きなシーン教えてよ!
中学生のまふゆ:そうだね……。 どのシーンもよかったけど、やっぱり——
中学生のまふゆ:(誰と話しても、何をしても……なんだか違う)
中学生のまふゆ:(まるで、私じゃない別の誰かのことを話してるみたい)
中学生のまふゆ:(私は——誰のことを話してるの?)
中学生のまふゆ:(美味しくないのに)
中学生のまふゆ:(面白くないのに)
中学生のまふゆ:(好きでもないのに)
中学生のまふゆ:(……じゃあ、私って何?)
中学生のまふゆ:(どうすれば……“私”がわかるの?)
中学生のまふゆ:(本当の、私は——)
ミク:あ……
ミク:これは——想いの欠片……
ミク:……“本当の私を見つけたい”、か……
中学生のまふゆ:…………
中学生のまふゆ:(いろんな曲を聴いてみたけど、 やっぱり——この人の曲だけ違う)
中学生のまふゆ:(Kの曲は、どれも暗くて冷たい曲なのに、 聴いていると何かが動く感じがする)
中学生のまふゆ:……どうして、Kの曲だけこんな風に感じるんだろう
中学生のまふゆ:他の音楽には何も感じないのに。 どうして……
中学生のまふゆ:(……わからない。 わかるわけない)
中学生のまふゆ:(きっとこんなこと、誰に聞いたって……)
中学生のまふゆ:あ……
中学生のまふゆ:(この曲を作った人なら——?)
【K】:『……ありがとう。雪』
【K】:『わたしだけじゃ表現しきれてなかったものが、 雪のおかげで描けるようになったと思う』
まふゆ:『……そっか。 それならよかった』
まふゆ:『——ねえK。聞いてもいい?』
【K】:『え? うん、いいけど……何?』
まふゆ:『その、Kだけじゃ表現しきれてなかったものって、何?』
【K】:『……そうだな。 うまく言えないけど……』
【K】:『真っ白な絶望——かな』
まふゆ:『真っ白な……?』
【K】:『うん。前に雪は淀みが足りないって言ってたけど、 それに近いのかもしれない』
【K】:『激しい絶望じゃなくて……降り積もる静かな絶望』
【K】:『……そんな感じかな』
まふゆ:『……そっか』
ミク:あ……!
ミク:この感じ、もしかして——
ミク:(セカイが——生まれる……)
???
ミク:ここは……
ミク:静かで、誰もいなくて……
ミク:何も、ない
ミク:…………
ミク:……本当の、自分を……見つけたい……
ミク:そっか……。 自分がわからないから——何もないセカイなんだ
ミク:……苦しそうな、想い
ミク:…………助けに、なりたいな
ミク:何ができるか、わからないけど……
ミク:わたしができることを、やろう
ミク:——頑張って……

第 13 话:静かに、あたたかく

まふゆ:……え? パソコンが勝手に……?
まふゆ:楽曲ファイル……? でも誰から?
まふゆ:え!? この光は……!?
???
まふゆ:…………。 どこ、ここ?
ミク:…………
まふゆ:……あなた、誰?
ミク:
まふゆ:ミクって……もしかして、初音ミク?
ミク:……こうやって出会ったんだよね。 このセカイのわたしと、まふゆちゃんは
ミク:(……本当の自分がわからない、本当の自分を見つけたい)
ミク:(でも……『自分』を見つけるのって、すごく難しいよね)
ミク:(この時のまふゆちゃんは、 本当の想いを見失ってて——)
ミク:(このセカイのわたしも、 この時は、どうしたらまふゆちゃんを支えられるのか、 わからなかったと思うから)
ミク:(だけど、それでも——)
翌日
まふゆ:ミク
ミク:……まふゆ、来たんだ
まふゆ:うん……
まふゆ:曲を作ってみたら、本当の想いも見つかるかもと思ったけど ……まだ、見つからない
ミク:……そっか……
まふゆ:ここ、本当に何もないセカイだね
まふゆ:でも……そうだよね
まふゆ:……何もない私の想いで、できたセカイなんだから
まふゆ:…………
まふゆ:……本当に、見つかるのかな
ミク:大丈夫
ミク:わたしが、一緒に見つける
まふゆ:…………わかった
まふゆ:ねえ、ミク
ミク:なに?
まふゆ:……もう少し、ここにいていい?
ミク:——うん
ミク:ここは、まふゆのセカイだから
まふゆ:……ありがとう
ミク:(……そうだね)
ミク:(これから——このセカイが、 まふゆちゃんにとって大切な場所になるはずだよ)
ミク:(もちろん……このセカイのわたしにとっても)
【K】:『——雪、曲のミックスありがとう。 聴いてみたよ』
まふゆ:……あ……
まふゆ:『ありがとう、K。 ……どうだった?』
【K】:『想像してたより、ずっと深かった。 暗くて静かな絶望の中に落とされた感じ』
【K】:『でも、それだけじゃなくて……光を探してる感じもあって すごくよかった』
まふゆ:『ふふ、それはKが作ったラフの時からあった要素だよ。 私はただ……想像して音を足しただけ』
【K】:『それでも、雪のおかげで曲が良くなったと思うから。 ありがとう』
まふゆ:『……うん』
まふゆ:(……Kが作ってくれたこの曲も……感じるものはあったけど まだ、見つからない)
まふゆ:(でも、いつか——)
まふゆ:(いつか、きっと……)
教師:——朝比奈さん、いつもお手伝いしてくれてありがとう。 ごめんなさいね、お昼の時間なのに
まふゆ:いえ、これくらい気にしないでください。 次はこの資料を教室に運んでおけばいいんですよね?
教師:ええ! すごく助かるわ
教師:あと、もし時間があれば——
まふゆの母:まふゆ、先生に聞いたわよ。 学級委員をやるんですって?
まふゆ:あ……うん。 みんなに推薦してもらったんだ
まふゆの母:まあ、すごく立派だと思うわ。 頑張ってね、まふゆ
まふゆの母:ただ、頼りにされすぎないように気をつけるのよ? 助けすぎると、その人のためにもならないもの
まふゆ:ふふ、気をつけるね。 ありがとう、お母さん
ミク:——まふゆ、大丈夫?
まふゆ:……ミク……
まふゆ:大丈夫……だと、思うけど
まふゆ:……疲れたな
まふゆ:探しても、探しても……見つからない
まふゆ:からっぽな気持ちが、積み重なっていくだけ
まふゆ:もう……消えたいな……
ミク:まふゆ……
ミク:でも、まふゆの本当の想いは——
まふゆ:私の想い、か……
まふゆ:こんなに探しても見つからないなら……
まふゆ:……探してたものなんて、本当は……ないのかもしれない
ミク:で、でも……
まふゆ:もう、いいの
まふゆ:それより、ミク——
まふゆ:ずっと、このセカイにいたい
ミク:あ……
ミク:…………
ミク:…………
ミク:まふゆの本当の想いを……見つけてあげたい
ミク:でも、このままじゃ……見つけられない
ミク:どうしたら、いいのかな……
ミク:あ……
ミク:この、曲……
ミク:たしか、まふゆと一緒に曲を作ってる子の……
ミク:何もないこのセカイに、たったひとつだけ この曲があった——
ミク:だったら——
ミク:この曲を作った子なら、まふゆを見つけてくれるかもしれない
ミク:……会いに、行こう
ミク:まふゆのために——
ミク:——ありがとう
ミク:何もないこのセカイで、たったひとりで—— あの子のために頑張ってくれて
ミク:あの子の想いを、守ってくれて
ミク:…………?
ミク:……頑張って
ミク:わたしは……何もできないけれど
ミク:ずっと見守ってるよ
ミク:これからも、ずっと——
ミク:……あ……
ミク:……なんだろう
ミク:さっき……あったかい、感じがした……
视频:播放视频

第 14 话:大きく育つ想い

セカイの狭間
ミク:あ……! 戻ってきちゃった……?
リン:本当だ! もっと見てたかったなあ
ルカ:ふふ、そうね。 でも——改めて、あの頃のセカイを見られてよかったわ
ルカ:セカイの私達は、あの子達がセカイに気づく前から、 ずっと見守ってくれていたのね
リン:うん! 本当の想いを見つけるために、 一生懸命頑張ってくれてたね
MEIKO:あの子達を支えるために、何ができるかを考えて——
レン:いつかあの子達の力になるためにって、努力してたな
KAITO:なかなか、セカイのことに気付かれなくて、 歯がゆい想いをしてきたこともあったけれど
ミク:苦しい想いをしながらも—— あの子達の力になろうって、がんばってた
ミク:セカイのみんなは、あの子達の力になっているよ
ミク:あの頃から、今、この時も——
ミク:この光は……
视频:播放视频
MEIKO:今のって……
レン:みんなのセカイの芽が、大きくなった……!?
ルカ:これも、セカイの力かしらね
KAITO:うん……。 でも、これは何の植物なんだろう
ミク:……もしかして……
リン:わっ! また……!
???
ルカ:あ……
リン:わあ~~~~!! すっごーくきれいな場所だね!
MEIKO:ここって、どこかしら? 誰かのセカイ、というわけでもなさそうだけど
ミク:…………
ミク:ここは、あの子達の想いが重なって生まれた場所で—— 新しいセカイなのかもね
KAITO:あの子達の、想いが?
ミク:うん。わたし、前に来たことがあるんだ
ミク:ほら、あそこの木を見て! あの子達の想いが、たくさん実になってるから
レン:あ……! ホントだ! 実の中に、いろんなものが見える……!
ルカ:これは……CD? あ、Leo/needのデビューシングルみたいね
リン:こっちはみのりちゃん達の写真がある! うちわとかグッズも!
レン:見て見て、メイコ! 『RAD BLAST』のフライヤーだ!
KAITO:司くん達が作ったショーのポスターもあるよ
ミク:こっちは、たくさんの楽譜と…… あと、りんごが映ってるね
KAITO:本当に、たくさんのものがなってるね。 ひとつひとつの実から、みんなの想いを感じるよ
MEIKO:ミク、この木って……
ミク:うん、あの子達の想いと、わたし達の想いが育てた木だよ
リン:そうなんだ……!
リン:こうやって見ると、 みんなが想いを叶えるためにやってきたこととか 乗り越えてきたことが見えて、なんだか嬉しいね!
ミク:ふふっ、そうだね
ミク:この木、わたしが前に見た時よりも もっと大きくなってるから——
ミク:きっと、あの子達の成長と重なって どんどん大きくなっていくんだろうな
ルカ:あの子達の成長と……。 それは素敵ね
レン:うんうん! これから、幹ももっとどっしりして 実もいーっぱいなるんだろうな!
MEIKO:ふふ、これからが楽しみね
ミク:うん!
ミク:(……嬉しいな)
ミク:(みんなの想いからセカイが出来て—— みんなの成長にあわせて、セカイも少しずつ変わってきてる)
ミク:(これから、セカイはどうなっていくんだろう?)
ミク:(……わたしには、まだわからないけど——)
ミク:この先も、みんなのことを見守っていきたいな……!