活动剧情
Happy Enjoy Music!
活动ID:147
第 1 话:キラキラ、青春!
天馬家 リビング
咲希・司:『いっただっきまーす!』 『いただきます!』
咲希:——ん! 今日のスクランブルエッグ、 なんかいつもと食感が違う!
司:たしかに、いつもよりふわっとしている気がするな
母親:あら、気付いた? 今日はマヨネーズを入れて作ってみたの。 ふわふわに仕上がりやすいんですって
咲希:そうだったんだ! ふわふわで、コクがあっておいしいね♪
CMの声:——『この一瞬を、一緒に!』
咲希:あ……
CMの声:『しゅわデリサイダー、レモネード味も期間限定で発売中! みんなで一緒に青春しよう!』
司:おおっ! 咲希達の曲ではないか!
母親:いつ聴いても良い曲ねえ
咲希:えへへっ♪ いっちゃんが一生懸命作ってくれたんだ!
咲希:キラキラしてて、青春って感じだよね!
母親:ふふ、そうね。それに——
母親:お母さん、すごく嬉しいわ。 咲希がずっと見ていたサイダーのCMに、 咲希達のバンドの曲が使われるなんて
咲希:お母さん……
司:ああ、なんだか感慨深いな
司:復学したら、このCMのような青春を送るんだと 楽しそうに話していた咲希が……うっううっ……!
咲希:ちょ、お兄ちゃん! 泣かないでよ~!
咲希:……でも、こうしてテレビで曲を聴くと、 なんだかプロになったって実感しちゃうなあ
咲希:えへへ、次のフェスも頑張らなきゃ!
母親:そういえば咲希、今日も練習してくるの?
咲希:あ、そうそう! お昼に事務所行ってから 夜までジャムフェスの練習してくるんだ!
咲希:だから遅くなると思うし、 夕飯はアタシ抜きで食べちゃっていいからね
司:おお! 頑張ってこい、咲希! 応援しているからな!
咲希:はーい!
咲希:わっ、もうこんな時間だ! 早く行かないと遅刻しちゃうよ~!
司:咲希! そんなに急いだら喉に詰まらせてしまうぞ! 落ち着いてゆっくり食べるんだ!
咲希:——ごちそうさまでした! それじゃあいってきまーす!
母親:はーい、気を付けてね~
教室のセカイ
咲希:——ってことがあったんだ~! お母さんもお兄ちゃんも、朝からすっごく喜んでて!
穂波:ふふ、ふたりとも相変わらずだね
志歩:うちも似たような感じ。 CMが流れるたびに、お姉ちゃんがいちいち顔見てきて……
一歌:うちのお父さんも、『一歌の曲だ!』って毎回言うんだよね
ミク:きっとみんな、嬉しいんだね
ルカ:ふふ、そうね みんなのご家族は、ずっと身近で応援してきたでしょうから
ルカ:プロとして活躍しているって感じると、 誰よりも嬉しいんだと思うわ
志歩:まあ……そうかもね
志歩:じゃあ、期待してくれるみんなのために、 ジャムフェスは頑張らないと
穂波:そうだね。プロになってから、初めてのライブだし…… わたし達をずっと応援してくれてる人達も 来てくれるかもしれないから
一歌:うん。いい演奏を届けたいな
リン:そういえば、ジャムフェスってどういう感じのイベントなの? 他のバンドがたくさん来るってことは聞いたんだけど……
一歌:えっと……ジャムフェスは、よくあるフェスと同じで 大きな会場にいくつかステージがあって、 同時進行でやっていくんだけど——
一歌:今回は、ステージが3つにわかれてるんだ
一歌:有名なバンドが出演するメインステージに、 実力派バンドが集まるサブステージ——
一歌:それと、私達が呼ばれてる—— デビューしたばかりのバンドが出演するルーキーステージ
一歌:お客さんは、その3つのステージを自由に行き来して 好きなバンドのライブを見れるんだよ
MEIKO:へえ、そんなにたくさんステージがあるんだ。 なんだか楽しそう!
KAITO:……いろいろなお客さんが来そうだね
志歩:実際、そうだと思います。 ただ、メインステージを見に来るお客さんがほとんどだろうし うち目当てに来る人はあんまりいないんじゃないかな
志歩:でも——ルーキーステージには、 STANDOUTやanemoneも呼ばれてるみたいだから
志歩:見劣りしないように、気合いを入れないとね
穂波:そうだね。そのためにも、練習がんばろう!
一歌・咲希・志歩:『うん!』
第 2 话:いつもと別人!?
2時間後
咲希:——はあ、疲れた~! そろそろ休憩しよ!
志歩:それはいいけど……休憩終わったら、 今、咲希がミスったサビのとこから始めるからね
咲希:う! は、はーい……。 はぁ、やっぱり新しい曲は難しいな~
MEIKO:ふふ、紅茶でもいれようか。 穂波が持ってきてくれたやつ、まだ残ってるし
穂波:あ、それならわたしも手伝います!
リン:あたしもあたしも! 3人で、ちゃちゃちゃ~っとやっちゃお!
MEIKO:ありがと。じゃあいこっか!
穂波:はい!
ミク:……それにしても、やっぱり素敵だね。 一歌達の新曲——『Blue Moments』だっけ
ミク:あの曲を聴いてると、これまでの一歌とのことを思い出すよ
一歌:あ……
一歌:……ありがとう、ミク!
志歩:何度も作り直して、納期ギリギリまで粘った甲斐あったね
一歌:あれは、真堂さんに申し訳なかったな……。 イメージはあったんだけど、 音で表現するのがちょっと難しくて
一歌:……まだまだ、勉強しないと
ルカ:そうだったのね
ルカ:……でも、ミクの言ったとおり 本当に素敵な曲になっていると思うわ
KAITO:……うん
KAITO:難しかったって言ってたけど ……ちゃんと、曲に想いを込められてると思う
一歌:本当? よかった……! みんなにそう言ってもらえると、本当に嬉しいよ
咲希:えへへ、アタシ達の青春の曲だね♪
ミク:青春っていえば…… この前撮影したMVのテーマも『青春』って言ってなかった?
咲希:そうそう! 学校で撮影したんだけど、ストーリーもすっごくよくて……!
咲希:ちょうどこの前投稿されたから、みんな見て見て!
一歌:えっ、あ……! 咲希……!
ルカ:どんな感じなのかしら。 楽しみね
咲希:えへへ。今回はちょっとした演技もしてるんですよ!
咲希:す~っごくがんばったので、 期待しててください!
ルカ:そうなの? じゃあ、いつもと違うみんなが見られるのかしら
ミク:ねえ、私にも見せてよ
レン:オレも興味あるな
咲希:じゃあ、みんなこっちにギュって寄って! 一緒に見よ!
一歌:ちょ、ちょっと咲希……!
MEIKO:みんな、おまたせ!
リン:……あれ? みんな、何してるの~?
咲希:あ、リンちゃん達おかえりなさーい!
咲希:今から、アタシ達のMVを見てもらおうと思って!
リン:わ、みんなのMV!? 見たい見たーい!
一歌:うう……
ミク:一歌、さっきからなんか様子変じゃない?
穂波:あはは……。 多分、ちょっと恥ずかしいんじゃないかな
穂波:あのMV、一歌ちゃんが主役みたいな感じだから
KAITO:……そうなの?
一歌:う、うん……。私は向いてないって言ったんだけど、 ボーカルがやったほうが映えるからって言われて……
MEIKO:それで、どんなストーリーなの?
一歌:えっと……教室で、退屈だなって感じてたところに 咲希がバンドに誘ってくれて……
一歌:廊下にいた穂波と志歩も誘って、 一緒に屋上で演奏するって流れなんだけど……
レン:へえ、話を聞いた感じだと、 普通に一歌達らしいなって思ったけど
リン:うんうん! 別に恥ずかしがる感じじゃないって!
一歌:そ、それはそうなんだけど……
咲希:みんな~! 再生するよ~!
リン:わっ、どれどれ!?
一歌:あっ……
リン:えっ、これっていっちー!? なんかかっこいいじゃん!
咲希:すっごーくクールな感じだよね~!
レン:ていうか、いつもと別人に見えるな……。 表情か?
一歌:……監督さんに、シーンを印象的に見せるために ちょっと表情の演技をしたほうがいいって言われて……
ミク:へえ、そうだったんだ
KAITO:なんていうか……大人っぽい雰囲気があるね
MEIKO:ふふっ! こういうのもいいじゃん! 新しい一歌を見れた感じがして、私は好きだよ
一歌:あ、ありがとう……
一歌:でも、やっぱり恥ずかしいな……
一歌:咲希も、撮影してる時 私のほう見て、ずっとニヤニヤしてたし
咲希:えっ? そうだったっけ~
志歩:ていうか、私の時もしてたよね。 あれ、ほんとやりづらかったんだけど
咲希:しほちゃんまで~! アタシはただ、みんなの緊張を解こうと思ったんだよ~!
一歌:まあ、たしかに少し緊張は解けたけど
穂波:ふふっ、前の撮影よりも大掛かりだったもんね。 ちょっと大変だったけど、無事に撮れてよかったな
志歩:まあね。演技は置いといても、 MVとしてはいいものができたと思うし
一歌:そうだね……
一歌:それに、バーチャル・シンガーバージョンのMVは 私が好きなイラストレーターさんが絵を描いてくれて 嬉しかったな……
咲希:すっごく綺麗なイラストだったよね! アタシ達の曲がこんな風になるんだ!って、 ちょっと不思議だったなあ
ミク:そうなんだ。 そっちの反響はどうなの?
志歩:いい感じ……というか、予想以上かも
MEIKO:え、そうなの?
穂波:うん……! 今、500万再生くらいなんだ。 この調子だと、もっと伸びるんじゃないかなって話してたの
リン:えっ! 500万~!? ……って、すごいよね!?
咲希:すごすぎるよ~! 前の曲もそうだけど、 ここまで伸びるなんて思わなかったもん!
咲希:これは本格的に、みんなでサインの練習したほうがいいかも!?
志歩:それは浮かれすぎ
一歌:ふふっ……
一歌:こんなに再生数が伸びてるのは、やっぱりびっくりするけど…… それだけたくさんの人が聴いてくれてるんだって思うと すごく嬉しいな
穂波:この曲を聴きに、フェスに来てくれる人もいるかもしれないし ……その人達のためにも、頑張って練習しないとね
咲希:うんっ! みーんなに、アタシ達の曲を届けちゃおう!
志歩:じゃ、お茶飲んだら練習再開するよ
咲希:はーい♪ MVみたいに、かっこよく弾いちゃうぞ~!
第 3 话:フェスの心得
数日後
スクランブル交差点
穂波:みんな、今日もお疲れさま。 明日もフェスに向けて頑張ろうね
咲希:はーい! みんな、気をつけてね!
咲希:は~。今日の練習も大変だったけど楽しかった~!
咲希:ジャムフェス、楽しみだなあ……
咲希:(会場も今までで一番大きいところだし、 お客さんもたくさん来てくれるといいなあ)
咲希:(プロになってからの初ライブだし、頑張らなきゃ……!)
咲希:(でも……フェスって初めてだから、 やっぱりちょっと緊張するなあ)
咲希:(これまでやってきた合同ライブとか、ワンマンとかとは いろいろ違うだろうし……)
咲希:(今までみたいに、 普通に練習してるだけで大丈夫なのかな……?)
???:——じゃあ、また明日ね
???:うん、お疲れさま!
咲希:……あれ? あの声って……
咲希:イオリさん!?
イオリ:……え?
イオリ:あなた、たしか——
咲希:あっ、突然声かけちゃってごめんなさい! アタシ、Leo/needの天馬咲希です!
咲希:えっと、覚えてもらってないかもですけど いろいろとお世話になっていたので……
イオリ:ああ、キーボードやってる子だよね。 いつも楽しそうに演奏してる
咲希:えっ!? 覚えてくれてたんですか!? 嬉しいです!
咲希:……って、そんなに楽しそうに見えますか?
イオリ:うん、Leo/needのみんなはいつも楽しそうに演奏するけど、 その中でも一番楽しそうに見えるよ
イオリ:見てて気持ちいいくらい
咲希:えへへ……
イオリ:そういえば、ジャムフェスにはLeo/needも出るんだよね。 当日はよろしく
咲希:はいっ! よろしくお願いします!
咲希:……そうだ、イオリさん! ちょっと聞いてもいいですか?
イオリ:ん、なに?
咲希:えっと、フェスってどんな感じなんですか?
咲希:アタシ達、出るの初めてで…… よければ心構えとか聞かせてもらえませんか!?
イオリ:ああ、そっか。 じゃあそうだね——
イオリ:まあ、規模にもよるけど、圧倒的に人は多いかな。 それこそ万を超えるお客さんが来るよ
咲希:そ、そんなに!?
イオリ:けど、その人達が全員、 私達の曲を聴きに来てるわけじゃないからね
イオリ:それこそ、自分達の曲を聴いたことのない人達、 他のバンド目当ての人達もざらにいる
イオリ:もしかしたら、私達に興味がない人達は 私達の出番になったら、ステージを離れちゃうかもしれない
イオリ:特に人気バンドが裏でやってる時は お客さんが全然来てくれない、なんてこともあるしね
咲希:あ……
イオリ:だから、そうならないように 歌と演奏で、お客さんの気を引かなきゃいけない
イオリ:これが、結構大変でね
咲希:……たしかに、しほちゃんも メインのステージを見に行くお客さんが多いって言ってました
イオリ:……うん
イオリ:でもね、そんな状況で お客さんの足を止められたら——
イオリ:私達の曲で、ステージを埋めることができたら ……最高に楽しいんだ
咲希:…………!
咲希:(anemoneさんとのライブでも、感じた……)
咲希:(アタシ達の曲に興味ない人達の心を掴むのは ホントに難しいって)
咲希:(でも……)
咲希:(お客さんの心に、アタシ達の曲を響かせることができたら…… ホントに、ホントに楽しいんだよね……!)
咲希:——あのっ、イオリさん! もっともっと心構えを教えてください!
イオリ:え?
咲希:アタシ……絶対に成功させたいんです!
咲希:Leo/needがデビューして初めてのライブですし—— アタシ達の曲を、たくさんの人に響かせたくって!
イオリ:天馬さん……
イオリ:……じゃあ、せっかくだし軽くごはんでも食べながら話す?
咲希:えっ? ご、ごはん!?
イオリ:うん、私も練習したあとでお腹すいてるしさ
イオリ:最近、新曲出したでしょ。 その話も聞きたかったし、デビュー祝いに奢るよ
咲希:わ、そこまでしてもらわなくっても……!
イオリ:いいって。ほら、話聞きたいんでしょ? 行くよ
咲希:あ、は、はい……! ありがとうございます!
第 4 话:自分達の軸
ジャムフェス 当日
楽屋
真堂:——さて、皆さん揃いましたね
真堂:昨日はしっかり休みましたか?
咲希:はいっ! ほなちゃんに 『ちゃんと寝てね』っていっぱい言われたので!
穂波:そ、そんなには言ってないと思うけど……
志歩:でも実際、穂波が言ってくれたおかげで ちゃんと休もうって思えたかな
真堂:それはよかったです。 本番で全力を出していただかないと困りますので
一歌:は、はい……!
真堂:冗談ですよ。 いつもどおり、演奏してもらえれば大丈夫です
真堂:では、俺は関係者の皆さんに挨拶してきますので リハまでゆっくりしていてください
咲希:はーい!
咲希:……あっ! ねえねえ、みんな。 せっかくだからアタシ達も 他のバンドの人達に挨拶しに行かない!?
穂波:あ……そうだね。 STANDOUTさんとか、anemoneさんも来てるし
志歩:同じステージで演奏するしね。 私も挨拶しておきたい
咲希:じゃあ決まり! みんな、行こ行こ~!
STANDOUT 楽屋
咲希の声:——失礼しまーす!
イオリ:……ん?
咲希:こんにちは~! ご挨拶に来ましたー!
イオリ:あれ、天馬さん。 挨拶って……
穂波:えっと、Leo/needです。 今日はよろしくお願いします
イオリ:ああ、わざわざみんなで来てくれたんだ。 いらっしゃい
ミオ:こんにちは、今日は頑張ろうね
咲希:はいっ! がんばりましょ~!!
咲希:イオリさん、今日はなんの曲やるんですかっ?
イオリ:ん? ああ、今日はね——
一歌:……咲希、あんなにイオリさんと仲良かったっけ
志歩:さあ……
???:——どうも。あれ、Leo/needだ
一歌:え?
志歩:朔さん……!
朔:ちょうどよかった。 あとでLeo/needのところにも行こうと思ってたから
anemoneのメンバーA:STANDOUTさん、Leo/needさん 今日はよろしくお願いします!
穂波:あ…… こちらこそ、よろしくお願いします!
朔:そういえばLeo/need、最近また曲出してたね
ミオ:あ、サイダーのCMだよね。 私達も、さっきまでその話してたんだ
一歌:そうなんですか?
イオリ:うん、いい曲だったしね
イオリ:あの曲、一歌ちゃんがこだわって作ったんだって? 天馬さんから聞いたよ
一歌:咲希が……?
咲希:えへへ、実はこの前、 イオリさんと話す機会があったんだ♪
イオリ:その時に、いろいろ聞かせてもらったよ。 曲を作る時にあったこととかね
一歌:そ、そうだったんですか? なんだか恥ずかしいな……
朔:別に、恥ずかしがるようなことじゃないでしょ
一歌:え……?
朔:あの曲、いいと思ったよ
一歌:本当ですか……!?
朔:うん、私の好みじゃないけどね
anemoneのメンバーA:もう、一言多いって!
一歌:あはは……
一歌:でも、聴いてもらえて嬉しいです。 ありがとうございます!
志歩:……けど、朔さんにもイオリさんにも、 聴いてもらえてるなんて思わなかったな
朔:まあ、聴こうと思わなくても シブヤ歩いてたら聞こえてくるしね
anemoneのメンバーB:ちょっと朔、言い方!
穂波:あ、あはは……
一歌:でも……そう言ってもらえて嬉しいです。 あの曲、作るかどうか迷っていたので
朔:え……そうなの?
一歌:はい。実は——
朔:……へえ、バーチャル・シンガーバージョンが バズったから、それ前提のタイアップだったんだ
イオリ:まあ、なくはない話だよね。 実際、似たようなことがうちでもあったし
STANDOUTのメンバーA:あはは。あの時は揉めたね~
穂波:そうなんですか?
イオリ:そうだよ、売れ筋のメロを参考にして 次の曲を作れって言われてさ
イオリ:でも……それをやったらSTANDOUTとしての音楽が 死ぬことになると思って、断ったんだ
一歌:あ……
イオリ:一歌ちゃんも、タイアップはやったけど バーチャル・シンガーバージョンを全部の曲で作る っていう、事務所の方針は断ったんでしょ?
一歌:あ、はい……。 私のは、STANDOUTさんとは違って、 自分のわがままみたいなものなんですけど……
イオリ:別に、いいんじゃない? 私は間違ってないと思うよ
一歌:え……
イオリ:もちろん、プロになったからには 売れるために必要なことはやらなきゃいけない
イオリ:実際、私達も事務所から求められるオーダーも多くなったし、 やりたいことばっかりやれなくなったしね
イオリ:でも……受けるもののラインは 引かなきゃって思ってるんだ
穂波:ライン……?
イオリ:うん、私は——“これは自分達の音楽じゃない” “自分たちじゃなくても作れる”って思うものは 受けないようにしたの
イオリ:そこを守らないと、STANDOUTとして プロになった意味がないしね
イオリ:今まで私達の曲を聴いてくれてたお客さんも、 そんな私達は見たくないと思うから
イオリ:それが——私達の信念で、譲れないもの
一歌:あ……
イオリ:一歌ちゃんが断ったのも、譲れないものがあったからでしょ。 そういうのは、大事にしなきゃいけないと思うよ
イオリ:まあ、これはあくまで私の考えだし、 バンドとして生き残れるかどうかはまた別の問題かもしれないけど
志歩:…………
朔:知名度を上げるために、売れることを優先して 曲作りをするバンドもいるしね
イオリ:そうだね
イオリ:けど……そのせいで解散したバンドも多いよ。 事務所の言うままになって、 何がやりたいのかわからなくなったり——
イオリ:数字を追いかけることが目的になっちゃって、 自分達の音楽がダメになっちゃったりね
咲希:そうなんだ……
イオリ:……だから、やるからには ちゃんと自分達の軸を持っていたいよね
イオリ:なんのために、このメンバーで音楽やってるのかってさ
一歌:……そうですね
朔:ま、そんなの当たり前の話だけどね
anemoneのメンバーA:こら、水差さないの!
イオリ:——まあ、いろいろ考えなきゃいけないことはあるけどさ
イオリ:とにかく今日は、お互い全力を出しきっていこう
一歌:はいっ!
咲希:アタシ達らしく、どどーん!とがんばっていこ~!
第 5 话:全力で楽しもう!
ルーキーステージ
朔:——いくよ
朔:♪————
咲希:anemoneさんの曲、やっぱり…… 聴いてて胸がぎゅっとなるね
志歩:うん……。 悔しいけど、やっぱりいい
観客達:これ……なんの曲だろう
観客達:あ……anemoneだ。 生歌、ヤバ……
咲希:(さっきまでお客さんも少なかったのに…… どんどんお客さんが増えてく)
咲希:(朔さん達の音楽が、みんなの胸に響いてるんだ)
咲希:(やっぱり、すごいな……)
イオリ:♪————! ♪————!!
イオリ:——みんな、もっと声出せるよね!?
イオリ:いいね、最高!
イオリ:♪————! ♪————!!
咲希:わあ……!
志歩:イオリさん達、さすがだな
咲希:お客さんもすーっごく盛り上がってるね!
一歌:うん……! 朔さんの歌が作った熱気をそのまま受け止めて、 STANDOUTの色に塗り変えた感じがする
一歌:それに——
一歌:曲から、歌から……強さを感じる
一歌:……これが、プロのライブなんだ
穂波:わたし達も、続かなきゃね
一歌:うん……!
バックステージ
志歩:ついに、私達の番だね
一歌:みんな、頑張ろう……!
咲希:いっちゃん、ちょっと緊張してる? 顔がむーってなってるよ
一歌:あ……
一歌:ご、ごめん。フェスは初めてだし すごいライブを見たあとだから……
一歌:私も、あんな風にやらなきゃって思ったら、つい
志歩:まあ、気持ちはわかるけどね
穂波:そうだね。 わたしも、ちょっとだけ手が震えてるかも
穂波:でも、大丈夫だよ。 気負わずにいこう?
一歌:穂波……
穂波:今日まで、みんな一生懸命練習してきたんだもん。 実力はしっかりついてるはずだし、 心配しなくても大丈夫
穂波:それに、わたし達のライブを楽しみにしてくれてる人達も きっといると思うから
穂波:だからあとは、精一杯演奏しよう
穂波:楽しみにして来てくれたお客さん達や、みんなに—— わたし達の曲を届けよう!
志歩:……そうだね
志歩:来てくれるお客さん、みんなの心に響く演奏をしよう
咲希:うんうんっ! せっかくのフェスだし、思いっきり楽しんじゃお!
観客達:次はどのバンドだ?
観客達:Leo/needだって。 どういう曲出してるか知ってる?
観客達:あ……もしかしてあのバンドじゃない? ほら、バーチャル・シンガーの曲がバズってる!
観客達:あーサイダーのCMやってるよね。 ちゃんと聴くのは初めてかも
観客達:……頑張れ、Leo/need……!
一歌:——Leo/needです。 今日は私達の全部を出していくので、 よろしくお願いします!
一歌:——Blue Moments!
一歌:♪——! ♪————!
観客達:わ……!
咲希:(よかった……! ちょっと少ないけど、聴いてくれてるお客さんはいるみたい!)
咲希:(でも……)
咲希:(ステージからお客さんが遠いし、 ちゃんと楽しんでくれてるかわかんないな……)
咲希:(——それなら、もっと盛り上げよう!)
咲希:(もっともっと、アタシ達の音楽を届けて——)
一歌:♪——! ♪————!
咲希・一歌:『♪————!!』
一歌:(咲希……!)
志歩:(へえ……咲希、やるじゃん。 それなら私も——)
穂波:(みんな、勢いが出てきてる……! わたしも負けてられないな)
一歌:(このまま、最後まで——!)
一歌:♪————! ♪————~~~~~~~!!
朔:へえ……
ミオ:みんな、すごく楽しそうだね
イオリ:うん、それに——
観客達:あ……これ、聴いたことある! CMの曲だ!
観客達:生で聴くと違った印象だな……。 ちょっと聴いていくか
イオリ:(さっきまで、お客さんが他のステージに 流れちゃってたけど——)
イオリ:(みんなの曲に引き寄せられて、 また少しずつ増えてきてる)
イオリ:……いいライブだね
第 6 话:ライブ後は打ち上げで
楽屋
真堂:皆さん、お疲れさまでした
真堂:初めてのフェスはいかがでしたか?
咲希:すーっごく楽しかったです!!
一歌:うん……!
穂波:とってもいいライブにできたね……!
志歩:最初は、お客さんもあんまり集まってなかったし どうなるかと思ったけど
真堂:知名度からすると、仕方がありません。 皆さんはまだデビューしたばかりですし
真堂:ですが、バンドとしてのLeo/needの知名度を高める—— その観点で言えば、間違いなく大成功ですね
咲希:ですよね……!
咲希:思ってたよりもステージが遠くって、 いつもよりもお客さんの顔が見えないから、 少し不安だったけど……
咲希:途中から、手を振ってくれる人も増えて 盛り上がってくれてるんだ!ってわかって嬉しかったです!
穂波:それに、わたし達の出番を待っててくれてる人もいたよね
一歌:うん! 私達の音楽を楽しみにしてくれてた人達に、 全力の演奏を届けられたと思う
真堂:それは何よりです
真堂:きっと、Leo/needのことを知らない人達にも 皆さんの曲を、音楽を知ってもらえたと思いますよ
穂波:そうだったら嬉しいな……
咲希:えへへ……。 またこうやって、大きなとこでライブしたいね!
志歩:したい、じゃなくて、するんでしょ
志歩:私達は、これからもっと先に進んでいくから
穂波:ふふ、そうだね
???:——みんな、お疲れさま
一歌:あ……!
真堂:皆さん、お疲れさまです
ミオ:お疲れさまです。 すみません、ちょっとご挨拶したいなって
イオリ:……みんな、今日のライブよかったよ
イオリ:いつも以上に楽しそうだったし、 お客さんも盛り上がってた
咲希:イオリさん……!
朔:うん、最高だった。 もちろん、私達が一番だけどね
志歩:まあ、実際anemoneはすごかったですしね
一歌:そうだね。 あの雰囲気には、ちょっと呑まれそうになっちゃったな
咲希:わかる~! アタシも、胸の奥がぎゅ~ってなっちゃいました!
咲希:それにそれに、STANDOUTさんの演奏も——
イオリ:——ふふっ
イオリ:ねえ、この後よかったら みんなで打ち上げに行かない?
志歩:打ち上げ?
イオリ:みんなまだ、ライブの熱が引いてないでしょ?
イオリ:こうやって集まれることもあんまりないし—— せっかくなら、もっと音楽の話がしたいなって思って
ミオ:あ……じゃあ、あそこに行こうよ。 私達がよく行くところ
イオリ:うん、そのつもり
咲希:イオリさん達の行きつけのお店で、打ち上げ……!? はいはい! 行ってみたいです!
一歌:あ、でも……
真堂:構いませんよ
真堂:皆さんは、今日の仕事をやり遂げてくれましたしね。 遠慮せずに行ってきてください
穂波:ありがとうございます!
真堂:ですが、彼女達はまだ高校生なので 遅くなる前に、家へ返してやってくださいね
イオリ:わかりました。 そこは信用してください
イオリ:じゃ、許可もおりたことだし——
イオリ:行こっか
咲希:はい!
宮益坂
一歌:今から行くところって、どんなとこなんですか?
イオリ:カフェだよ。小さい店だけど、 音楽が好きな人が集まってる場所なんだ
ミオ:グランドピアノがあって、誰かが演奏してたり、 店にいる人達で、音楽の話をしたり…… すごく素敵なところだよ
ミオ:私達もよく、練習帰りに行ったり 打ち上げに使ったりしてるんだ
志歩:へえ、そうなんだ……
咲希:どんなところなんだろ! わくわくするね~!
ミオ:……あ、あそこだよ
イオリ:空いてるといいんだけど
咲希:わあ……!
第 7 话:音楽が響く場所
音楽カフェ
穂波:わあ……。 すごく賑やかだね……
一歌:うん、それに……ピアノの音と、歌が聴こえてくる
ミオ:ふふ、さっそくやってるみたいだね
イオリ:いつもの常連さんかな
常連客:——♪ ——♪
咲希:(この曲……お母さんが昔から好きな曲だ)
咲希:(懐かしいなあ……。 料理してる時とかよく歌ってるから、 アタシも覚えちゃったんだよね)
常連客達:——いい演奏だったよ!
常連客達:ありがと! 次、誰か弾かない?
常連客達:あ、じゃあ私いい? ちょっと弾きたい曲あるんだよね
朔:また、誰かが演奏するみたい
一歌:あ……これ、ミクの曲だ!
朔:すご、イントロだけでわかるの?
咲希:あはは。いっちゃんは、ミクちゃんが大好きなので!
イオリ:へえ……すごいね
一歌:でも……この曲、結構新しい曲なんだよね。 こんな場所で聴けるなんて思わなかったな
志歩:あの人、一歌みたいに ミクのことが好きなのかもね
一歌:そ、そうなのかな? ちょっと聞いてみたいかも……
イオリ:ふふっ、一歌ちゃんは 意外とこういう店、向いてるかもね
イオリ:音楽を通して、お客さんと仲良くなれる店だからさ
志歩:たしかに、一歌に合いそう
穂波:ふふ、そうだね
穂波:でも……本当に良いお店ですね
穂波:懐かしい曲とか、最近よく聴く曲とか…… 世代をこえてみんなが音楽を楽しんでいるのがわかって
朔:……私は、好きな音楽以外はそこまでだけど
朔:まあ、みんなが楽しいならいいか
志歩:相変わらずだな
ミオ:ふふっ……。 私達、この雰囲気が好きなんだ
ミオ:ここに来て、一緒に歌ったり 楽しんでる人達を見ると、音楽が好きだなあって思えて
イオリ:うん。 だから、みんなで楽しめるかもって思ったんだ
咲希:……アタシ、すっごくすっごーく気に入っちゃいました!
穂波:わたしも……!
穂波:イオリさん、ミオさん。 連れてきてくれて、ありがとうございます
常連客A:あれ? イオリちゃん達、来てたんだ!
イオリ:ああ、どうも。 今日も盛り上がってますね
常連客A:うん! せっかくここに来たなら、楽しまなきゃね!
常連客A:みんなも、イオリちゃんの友達?
穂波:あ、は、はい……!
常連客A:あはは、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。 私も普通の客だし!
常連客A:それはそうと、よかったら演奏していかない? きっと楽しいよ!
一歌:え、演奏?
穂波:それって……そこのピアノで、ですか?
常連客A:そうそう。もう少ししたら空くからさ
穂波:えっと……
一歌:ど、どうしようか……
イオリ:天馬さん、どう? キーボードやってるし、いけるんじゃない?
咲希:えっ、アタシですか!?
一歌:あ……たしかに。 咲希、昔よくピアノ弾いてたもんね
志歩:ていうか、そっちの方がやってた期間としては長いよね
穂波:そうだね……。 よかったら、久しぶりに聴いてみたいな
常連客A:お、そうなんだ! ピアノ弾けるなら、ぜひ1曲聞かせてよ!
咲希:で、でもアタシ、そんなに弾けるってわけじゃないですし……!
イオリ:やってみなよ。 こういうところで弾くのも、いいものだよ
咲希:えっ……
常連客A:そうだよ。 それにみんな、上手い下手とか全然気にしないからさ
常連客A:音楽が好きっていう気持ちだけあれば、大丈夫!
咲希:音楽が……
咲希:わ、わかりました……!
咲希:それなら、ちょっと弾いてみます!
穂波:咲希ちゃん……!
常連客A:ありがとう! じゃあ順番が来たら声かけるから、待っててね
咲希:はいっ!
咲希:(まさか、打ち上げに来たのに ピアノ弾くことになるなんて……)
咲希:(ちょっとドキドキするけど、 せっかく演奏するなら、楽しもう……!)
第 8 话:楽しくて、幸せな
咲希:(……次が、アタシの番だ)
咲希:(でも、どうしようかな。 何を弾けばいいんだろ……)
咲希:(お店の雰囲気的には、なんでもいいって感じだと思うけど せっかくならみんなに楽しんでほしいし……)
???:『——咲希』
咲希:えっ……ルカさん?
ルカ:『しー、みんなに気づかれちゃうわ』
咲希:あ……
ルカ:『フェスがどうだったか、感想を聞きに来てみたんだけど…… これから咲希の演奏が聴けるなんて ちょうどいいタイミングだったわね』
咲希:もう、ルカさんってば……
ルカ:『ふふ、ごめんなさい』
ルカ:『でも……ちょっと緊張してるみたいね?』
咲希:あはは……。急に弾くことになっちゃったので
咲希:それに、ここのお客さんは 何を弾いたら喜んでくれるのかなって……
ルカ:『なるほどね』
ルカ:『それなら、咲希の好きな曲を弾けばいいんじゃない?』
咲希:えっ?
ルカ:『お客さんの好みがわからないのなら、 咲希自身が楽しんで弾ける曲をやればいいと思うの』
ルカ:『楽しんでる咲希の姿を見て、 お客さんも、きっと楽しんでくれるんじゃないかしら』
咲希:あ……
咲希:……そうですね
常連客B:——お待たせ! 次はあなたなのよね、どうぞ♪
咲希:あっ、は、はい!
一歌:咲希、頑張って。 楽しみにしてるよ
咲希:うん。……ちゃんと聴いててね、みんな!
志歩:わかってるって
穂波:いってらっしゃい
咲希:(アタシが楽しんでできる曲、かあ……)
咲希:(だったら——)
一歌:これ……
常連客達:なんだっけ、この曲……
常連客達:知らない曲だけど……なんかいいな!
咲希:(あ……)
咲希:(みんな、気に入ってくれてるみたい)
咲希:(よかった……!)
常連客達:……私、この曲知ってるかも。たしか——
常連客達:~~~~♪
咲希:(あ……!)
常連客達:へえ、そういう曲なんだ。 いいメロディーだな
常連客達:こうか? ~~~~♪
常連客達:そうそう! いい感じ!
咲希:(……えへへ、嬉しいな……)
咲希:(アタシのピアノを聴いて、 目の前でみんなが笑ってくれて、歌ってくれて——)
咲希:(そうだ、ならもっと——!)
常連客達:お、なんだこのアレンジ!
常連客達:すっごくオシャレ……!
咲希:————♪ ————♪
穂波:咲希ちゃん、すごく楽しそうだね
志歩:うん、さっきまで顔も強張ってたけど いい感じじゃん
咲希:————♪ ————♪
咲希:みんな、一緒にいきますよ~!
咲希:せーのっ!
咲希・常連客達:『——♪ ——♪』
咲希:(……楽しいなあ……!)
咲希:(みんなの笑顔が、すごく近くにある)
咲希:(演奏して、一緒に歌って、笑って——)
咲希:(ここにいるみんなと、音楽で繋がれてるって感じがする)
咲希:(——楽しい……!)
イオリ:天馬さん……
咲希:————♪ ————……♪
常連客達:いいぞ、姉ちゃん!
常連客達:もう1曲やってよ!
咲希:あははっ……! ありがとうございます!
咲希:(……なんだろう、これ。なんか、すっごく……)
咲希:(——すっごく、楽しかったなあ……!)
咲希:(目の前のお客さんの笑顔が見えて、 音楽で、心が繋がってるって感じがして——)
咲希:(こういうのって……アタシ……)
咲希:(……好きだなあ)
咲希:——今日はありがとうございました!
朔:え、もう解散?
イオリ:高校生はもう帰る時間でしょ。 フェスで疲れてるだろうし、早く帰って休むこと
穂波:そうですね。 あんまり遅くなると、家族も心配するでしょうし
志歩:じゃあ、今日はお疲れさまです。 いいお店を紹介してくれてありがとうございました
イオリ:どういたしまして。 また今度、ライブでね
ミオ:気をつけてね
朔:じゃあね
一歌:……それじゃあ、私達も行こうか
穂波:そうだね
咲希:——あの、イオリさん!
イオリ:え?
咲希:あのあの! フェスのアドバイスをしてくれたり、 素敵なカフェを紹介してくれたり…… 本当に、ありがとうございました!
咲希:おかげで今日は、すっごくすっごくすっごくすっごーく! 楽しかったです!!
イオリ:……それって、どっちが?
咲希:えっ?
イオリ:……ううん、なんでもない
イオリ:ごめんね、変なこと言って
咲希:えっと……
イオリ:私も、Leo/needの曲が聴けて—— 楽しそうな天馬さんが見れて、よかったよ
イオリ:じゃあ、またね
咲希:あ……はい! ありがとうございました!
一歌の声:——咲希、どうしたの?
志歩の声:置いてくよ
咲希:あっ……う、うん! 待って~!
一歌の声:——今日は楽しかったね。 フェスも、お客さんがたくさん来てくれたし
志歩の声:真堂さんも成功って言ってくれたしね。 次のライブも、早くやりたいな
咲希の声:だね! 次はどんなところでライブできるんだろ~!
穂波の声:ふふっ、今度真堂さんに聞いてみよっか
咲希の声:うんっ!