活动剧情
Connect hearts message
活动ID:159
第 1 话:ワクワク企業研究学習
宮益坂女子学園 2年B組
咲希:ふんふんふーん♪ あとは大事なところにマーカーを引いて……っと
咲希:できたー! えへへ、これで完璧♪
えむ:わあ! 咲希ちゃんのノート、 すっごくカラフルでわんだほいだね♪
咲希:でしょでしょ! この前、新しいマーカーセットを買ったから さっそく使ってみようと思って♪
志歩:テーマごとに色分けされてるのはいいけど…… 落書き多くない?
咲希:えーっ、落書きじゃないよ! イラストがあったほうが覚えやすいと思って描いたんだもん!
志歩:はいはい。 ていうか、そろそろLHR始まるよ
咲希:あ、ホントだ! 今日は『企業研究学習』について話すんだっけ
えむ:うんっ! 会社に行ってお仕事のこと聞いたり、 体験したりできるんだよね! 楽しみだなあ☆
えむ:じゃあ、またあとでね!
咲希:またね~!
先生:——はい、皆さん席についていますね。 それでは、LHRを始めます
先生:朝礼でも話しましたが、今日は皆さんに 『企業研究学習』で訪問する会社を決めてもらいます
先生:今から配るプリントに 協力してくださる企業一覧が載っているので 行きたい会社を選んで、希望票を提出してください
咲希:(どんな会社があるのかな……)
咲希:あ……!
咲希:(このアパレルショップ、 駅前のデパートに入ってるところだよね? ファッションの話とかも聞けちゃうのかな)
咲希:(こっちはお菓子メーカーだ! 作ってるところ見れたら楽しそう……!)
咲希:(う~ん。行ってみたい会社が たくさんあって迷っちゃうなあ……)
生徒:先生! これって友達と話して決めてもいいんですか?
先生:いいですよ。 ただ、他のクラスの迷惑にならないようにしてくださいね
咲希:(友達と相談していいんだ……! それじゃあ——)
咲希:しほちゃーん!
えむ:志歩ちゃん、志歩ちゃん!
咲希・えむ:『どこに行くか決めたー?』
志歩:まだだけど……。 ふたりとも、声大きすぎ。 迷惑にならないようにって言われたばっかりでしょ
咲希:あ、そうだった!
えむ:こそこそ~って話さないとねっ!
咲希:えむちゃんはもう決めた?
えむ:うん! あたしはイベント制作会社に行きたいな~って!
咲希:イベント制作会社?
えむ:『HeartUp Creation』ってところ! ステージイベントとか、町おこしのスタンプラリーとか、 いろんなイベントの企画と運営をしてるんだって!
志歩:へえ……そういう会社もあるんだ
咲希:イベント考えるの、楽しそうかも……!
えむ:だよねだよねっ☆ それに——
えむ:お客さんをワクワクさせるアイディアの出しかたとか、 それを実現するためにはどうすればいいのかとか、 いーっぱい勉強できそうだなって思って!
志歩:そう聞くと、鳳さんにぴったりかもね
咲希:(イベント制作会社かあ……! 他には、どんなイベントを企画してるんだろう?)
咲希:(あ、プリントに詳しく載ってる! え~っと……)
咲希:……あっ! このコスメの販売イベント、 行ったことあるやつだ!
志歩:え、そうなの?
咲希:うん! プロのメイクさんに、新商品のコスメで ポイントメイクをしてもらったりしたんだ
咲希:(そっかあ、あのイベントを企画してくれた会社なんだ)
咲希:(メイクしてもらえて、かわいいコスメも買えて、 楽しかったな……)
咲希:(でも、ああいうイベントがどうやってできてるのかって、 あんまり考えたことなかったかも……)
咲希:(アタシもあの時……メイクをしてもらって、 プロのメイクってこんなにすごいんだ!って思えて すっごく楽しかったし——)
咲希:(……誰かにとっての“楽しい”って気持ちとか、 忘れられない思い出とか。 そういうのを作れたら、きっと素敵だろうな)
咲希:——決めた! アタシも『HeartUp Creation』にする!
えむ:えっ、ほんとー!?
咲希:うん! イベントを作るお仕事、アタシも もっと知りたくなっちゃって!
咲希:そうだ、しほちゃんも決まってないなら一緒に行こーよ!
志歩:え……私も?
咲希:だって、3人で行けたらぜーったい楽しいし♪
咲希:ほら、ここ見て! ショッピングモールとかのステージでやる ライブの運営もしてるんだって!
咲希:アタシ達もそういうの出ることあるかもしれないし、 話聞けたら勉強になるかも!
志歩:まあ、たしかに……
志歩:……じゃあ、ちょうど迷ってたし 私もそこにしようかな
咲希・えむ:『やったー♪』
志歩:でも、やるからには遊びじゃなくて、ちゃんとやるからね。 レポートの提出もあるらしいし
咲希:わわっ、ストイックしほちゃんだ~!
えむ:えへへ、3人で勉強できるの、 すーっごく楽しみだねっ☆
咲希:うんっ! はやく研究学習の日にならないかなー♪
第 2 话:本格グループワーク
数日後
HeartUp Creationオフィス
咲希・えむ:『わあ……!』
咲希:これが会社のオフィス……! なんか、ちょっと緊張するかも
えむ:いよいよ始まるぞー!って感じだね!
えむ:どんなことするのかなあ? 社員さんとたくさんお話できるといいなあ
咲希:実際に企画を考えたりもしてみたいよね!
志歩:ふたりとも、楽しみなのはわかるけど、少し落ち着きなよ
志歩:もうすぐ担当の社員さんが来るって言ってたし、 うるさくしてたら迷惑でしょ
社員:——そんなに身構えなくても大丈夫ですよ
志歩:あ……
木崎:皆さん、ようこそお越しくださいました。 案内役を務めます、木崎です
木崎:今日は1日、よろしくお願いしますね
生徒のリーダー:はい! よろしくお願いします!
生徒達:『よろしくお願いします!』
木崎:ではさっそくですが、本日の流れをご説明します
木崎:まず始めに、私から弊社の説明をさせていただきます。 企業理念や、事業内容についてですね
木崎:その後、オフィスの見学をしていただき—— 最後に、皆さんにはグループワークを してもらおうと思っています
咲希:グループワーク?
木崎:はい。イベントの企画を 実際に皆さんに考えていただく内容になっています
えむ:企画ができるんですか? やった~!
生徒達:どんなイベントを考えるのかな?
咲希:楽しみだね~!
木崎:それは、グループワークの時に発表するので、 楽しみにしていてくださいね
木崎:では、ご質問などがなければ このまま弊社についての説明に入らせていただきます
咲希・えむ:『はーいっ!』
数時間後
大会議室
木崎:——以上で、オフィス見学は終了です。 いかがでしたか?
咲希:会議してるところも見学させてもらえて、 とっても勉強になりました!
えむ:もっとぴりぴりビシーッ!って感じだと思ってたけど、 わいわいピコーンッ!だったね♪
志歩:言いたいことはわからなくもないけど……。 えっと、思ったより賑やかな雰囲気で驚きました
木崎:会議中は、メリハリを大事にしているんです。 特に案出しの段階では、ラフに意見を出し合った方が、 いいアイディアが出たりしますからね
木崎:なので、このあとのグループワークにも、 肩の力を抜いて参加してください
咲希:わかりました!
木崎:——では、このまま大会議室でグループワークを行うので、 3人から4人のグループを作って席についてください
えむ:はいっ! 咲希ちゃん、志歩ちゃん、一緒にやろー!
咲希:うん!
木崎:……皆さん、席につきましたね。 それでは、さっそく皆さんに考えていただく企画を発表します
木崎:今回企画していただくのは—— 文房具メーカーの商品PRイベントです
咲希:(商品のPRイベント……。 前にアタシが行ったコスメのイベントみたいな感じかな?)
木崎:また、この議題は文房具メーカーの 『彩紙工房』様に許可をいただいて、 実際に弊社が依頼を受けた案件をもとにしています
木崎:ですので、くれぐれも情報の取り扱いには注意してくださいね
えむ:はい!
木崎:制限時間は90分です。 議論が終わったら、社員に向けて企画を発表する時間も 設けているので、頑張ってください
咲希:えっ! 発表もするんだ……!
志歩:実際の案件をもとにしてるって言ってたし、かなり本格的だね
えむ:うん! わんだほーいな企画を考えられるように、がんばろーね!
木崎:最後に、議論の進め方についてですが……
木崎:まずはお手元の資料に目をとおして、 クライアントである『彩紙工房』様の企業理念や、 商品の特徴について整理してみてください
木崎:その情報を踏まえて、 どのように商品をPRするのが良いか、 具体的なアイディアを出していきましょう
えむ:ふむふむ……
木崎:私達は各グループを見て回りますので、 困ったらいつでも相談してくださいね。 ——それでは、議論を開始してください
数分後
咲希:よーし! 資料も読み終わったし、さっそく企画を考えよー!
えむ:おー! ホワイトボードに、思いついたことを メモしていくんだよね?
志歩:ひとチームにひとつ配布されてるから、 自由に使っていいって
咲希:えへへ、なんだか企画会議っぽいね
咲希:えっと、まずは彩紙工房さんの企業理念とか、 商品の特徴について整理する……だっけ
えむ:企業理念って、 その会社が一番大事にしてる考えとか、 価値観のことだよね!
志歩:うん。彩紙工房の企業理念は…… 『心を贈るお手伝いをする』ことだって
志歩:『心を贈る』っていうのは、メッセージカードとか 手紙で気持ちを伝えることで……そのための 文房具をいろいろ商品化してるみたい
咲希:なるほど……。 じゃあアタシ達も、『心を贈るお手伝い』ができるような イベントを企画するのがいいのかな?
志歩:そうだね。あと、他にわかってる情報だと—— イベント自体は3月初旬に、 ショッピングモールで開催予定……
志歩:3月に新商品のメッセージカードを出すから、 その時期に合わせてイベントを開いてほしいって ことみたいだね
えむ:あ! メッセージカードって、 プリントと一緒に置いてあったこれのこと?
咲希:ほんとだ! サンプル品って書いてある!
咲希:あ……このカード、すっごくサラサラしてる! 気持ちいい~……
えむ:えへへ、いっぱい触りたくなっちゃうね!
志歩:『繊維の配合にこだわって、 なめらかで温かみのある質感』にしてるんだって
志歩:それと、このサンプルの他にもいろんな色とか柄があるみたい。 ほら、商品リストのページに写真ものってる
咲希:わ……! どれもすっごくきれい……!
志歩:贈る相手にぴったりの商品を選べるように、 これだけいろんな種類を用意してるんだろうね
咲希:なるほど~……あ!
咲希:はいはい! 実際の商品を使って、お客さんに メッセージカードを書いてもらうイベントはどうかな?
志歩:メッセージカードを?
咲希:うん! 実際の商品に触ってもらったら、 きっと素材にこだわって作ってることも伝わると思うし——
咲希:いっぱい種類がある中から、 贈りたい人にぴったりのカードを選ぶワクワクも 体験できると思うんだ
志歩:……悪くはないと思う。ただ……
志歩:それだと、商品のPRとしては弱いんじゃない?
咲希:えっ?
志歩:私も昔は手紙とかを書いてたけど、 最近はSNSでメッセージ送ることの方が多いし……
志歩:手書きのメッセージカードって、 実は結構ハードルが高い気がするんだよね
咲希:あ……そっか。 アタシはお手紙書いたりするの好きだけど、 そうじゃない人もいるんだよね……
志歩:うん。だから、そうじゃない人にも興味を 持ってもらえるような工夫が必要かも
えむ:むむむ~。 あんまりお手紙を書かない人が、 『やってみたい!』って思ってくれるように……
咲希:うーーーーん……
咲希:なんだか、頭がこんがらがってきちゃった……。 イベント考えるのって、こんなに大変なんだ
咲希:考えることがいっぱいだよ……
志歩:さっき見てきた会議もそうだったけど、 いろんなお客さんを楽しませるために たくさん意見を出しあって考えてるみたいだったしね
志歩:私達も、それくらい深く考えなきゃ
咲希:そうだよねえ……
えむ:むむむむむ~……
えむ:あっ……!
えむ:それなら、イベントに来てほしいお客さんのことを もっと考えてみるのはどうかな?
咲希:お客さんのことを……?
えむ:うん! お客さんの年齢とか、好きなこととか、 普段何をしてるかとか……いろーんなことを考えながら、 企画の内容を決めるといいんだって!
えむ:だからあたし達も、 イベントに来てほしいお客さんのことを考えたら もっといいアイディアが思いつくかも☆
志歩:なるほど……。 たしかに、そのほうが考えやすそうだね
志歩:ありがとう、鳳さん。 さっそくやってみようか
志歩:まず、イベントをする場所はショッピングモールだから…… 来てくれるのは、そこで買い物をしてるお客さん達だよね
咲希:それと、開催するのは3月の初旬だけど……。 みんな何を買いに来てるんだろ?
えむ:うーんと……ひなあられとか!
志歩:さすがにピンポイントすぎると思う
咲希:(3月……ショッピングモール……)
咲希:——あっ!
咲希:アタシ、思いついちゃったかも!
第 3 话:どきどきプレゼン発表
HeartUp Creationオフィス
生徒A:——以上が、私達の企画提案となります。 よろしくお願いいたします!
社員:ありがとうございました。 商品の魅力が伝わるいい企画でしたね
生徒A:ありがとうございます!
咲希:メッセージカードで、モザイクアート作りかあ……!
咲希:どんな絵になるのかすっごく気になるね! アタシもやってみたいなあ
志歩:気軽に参加できそうなのもよかったね
えむ:うんっ! 楽しそうなアイディアがいっぱいで、 みんなすごいなあ
木崎:では、次は—— 天馬さん達のグループ、発表をお願いします
咲希:あっ、はい……!
咲希:(でも、アタシ達もたくさん考えたし、 ふたりのおかげで素敵な企画になったと思うから……)
咲希:(自信を持って発表しよう……!)
咲希:アタ……私達は、彩紙工房さんの商品を使って お客さんにメッセージカードを作ってもらう イベントを企画しました!
咲希:実際に手に取ってもらうことで、 商品にこめられたこだわりや想いを 知ってもらえると思ったからです
志歩:ですが、ただメッセージカードを作るだけでは、 普段から文房具を使わない人は あまり興味を持ってくれないかもしれません
志歩:そこで考えたのが—— 『ありがとうを贈るホワイトデーイベント』です
社員:ふむ、ホワイトデーですか……
えむ:はい! イベントをやる3月初旬は、 ちょうどホワイトデーの時期です!
えむ:バレンタインのお返しや、 プレゼントを探すためにショッピングモールに来てる お客さんが多いんじゃないかな?と思いました!
えむ:そういう人達に向けて、 『プレゼントに添えるためのメッセージカードを作る』 ワークショップを開けば……
えむ:いつもはあんまり文房具を使わない人でも、 興味を持ってくれるんじゃないかと思います!
咲希:なぜなら——ホワイトデーは、 『ありがとう』の気持ちを伝える日で、 メッセージカードはそのお手伝いをしてくれるからです!
生徒のリーダー:気持ちを伝える、お手伝い……?
志歩:……感謝の気持ちって、 身近な人ほど今更な感じがして、 伝えにくかったりすると思うんです
志歩:でも、メッセージカードでなら 普段は言葉にしにくい気持ちも伝えられる、 という人もいるのではないでしょうか
えむ:それに、彩紙工房さんは 『心を贈るお手伝い』をするために、 素材やデザインにとーってもこだわって商品を作っています!
えむ:なので、きっと相手が喜んでくれる 素敵なカードが見つかります!
咲希:このことをアピールすれば、 『やってみたい!』と思ってくれる人が 増えるんじゃないかと思いました
咲希:私達はこのイベントで、 たくさんの人に彩紙工房さんの文房具の良さを 知ってもらって……
咲希:私達自身も、『ありがとう』の心を贈る お手伝いができればと思います!
志歩:……以上で、発表を終わります
社員:ありがとうございました。 コンセプトがはっきりしているし、ホワイトデーと 組み合わせるという発想も良かったと思います
咲希:……!
咲希:ありがとうございます!
社員:課題点を挙げるとすれば—— 素材やデザインにこだわったカードを作っている 文房具メーカーはたくさんあります
社員:なぜ彩紙工房様のメッセージカードが良いのかを、 より具体的に企画や発表に落とし込めるとよかったですね
えむ:あっ……
志歩:たしかに、他と比較する視点が抜けてたね
社員:ですが、短い時間でよくまとめられていて、 素晴らしい発表だったと思います。 お疲れさまでした
数時間後
木崎:以上で、企業研究学習は終了です。 本日はありがとうございました
生徒達:『ありがとうございました!』
咲希:はあ…… いっぱい考えたから、頭が溶けちゃいそう……!
志歩:勉強とは違う頭の使いかたをした気がするよね
えむ:でも、みんなでアイディアを出したり、 発表したりできて、すっごく楽しかったな~!
えむ:他のグループの発表を聞くのもすっごく勉強になったし!
志歩:うん、改善点も教えてもらえたから、 次にこういう機会があったら活かしたいな
志歩:あ……そうだ。 忘れないうちに、レポートの下書きもしないと
咲希:あ、アタシも! せっかく勉強したこと、まとめておきたいな
えむ:じゃあじゃあ、 ちょっと早く終わったし、今から一緒に——
木崎:天馬さん、日野森さん、鳳さん。 帰る前に、少しいいですか?
えむ:ほえ?
志歩:はい、なんでしょうか
木崎:皆さんが考えてくれた企画なんですが—— 実は、弊社でも似たようなイベントを企画しているんです
木崎:細部は異なりますが、 『ホワイトデーに贈る、感謝のメッセージカード作り』という 内容は同じなんですよ
咲希:えっ、そうなんですか……!?
木崎:はい。ですので、もし興味があれば 遊びに来ていただければと思ってお声がけしたんです
咲希:わあ、ぜひ! アタシも、彩紙工房さんの文房具を使って メッセージカード作ってみたいなって思ってたんです!
えむ:イベント……
志歩:鳳さん?
えむ:あの! もしよかったらなんですけど——
えむ:そのイベント、お手伝いさせてもらえませんか!?
木崎:え……?
えむ:えっと、今日は企画の考え方とかについて 教えてもらって、すっごく勉強になりました!
えむ:それで、イベントの運営についても もっと知りたいなって思ったんです!
咲希:えむちゃん……
木崎:なるほど。そういうことでしたら、是非。 鳳さんのようなやる気のある子がお手伝いしてくれたら、 私達も助かりますから
えむ:わあっ……! ありがとうございます!
木崎:よかったら、おふたりも一緒にいかがですか?
志歩:え……いいんですか?
木崎:ええ。もともと、イベントのスタッフは アルバイトの募集をする予定だったので。 きちんと日給もお支払いしますよ
咲希:(イベントのお手伝いか。 それって……)
咲希:——私達はこのイベントで、 たくさんの人に彩紙工房さんの文房具の良さを 知ってもらって……
咲希:私達自身も、『ありがとう』の心を贈る お手伝いができればと思います!
咲希:(発表で話したことが、 実際にできるかもしれないってことだよね……!)
咲希:——はい! アタシもやってみたいです!
志歩:……そうですね。 私も、実際の企画がどういったものなのか気になるので。 是非参加してみたいです
木崎:わかりました。それでは担当の者に伝えておきますね。 当日は皆さん、よろしくお願いします
えむ:はいっ! よろしくお願いします!
えむ:わーい! 運営のお手伝いまでできちゃうなんて、嬉しいな~☆
咲希:お客さんに喜んでもらえるように、 イベントもみんなでがんばろー!
えむ:おおーっ!
第 4 话:身近な人にも
教室のセカイ
志歩:……うん。 少し粗はあったけど、今の通しはいい感じだった
咲希:やった~! しほちゃんに合格もらえちゃった!
志歩:合格とは言ってないけど……。 一段落したし、細かいところを詰める前に休憩入れようか
リン:あ! じゃあじゃあ、この前みんなが言ってた、 けんきゅーがくしゅう?の話聞きたーい!
リン:どうだった? 楽しかった!?
一歌:うん。それに、いろいろ勉強になったよ
ルカ:たしか、一歌と穂波は CMやMVを作る会社に行ったんだったかしら?
穂波:はい。これからも楽曲のMVを撮影することがあると思うので、 制作側のことも知っておくと役に立つかなって
穂波:研究学習の日は、映像編集の体験をさせてもらったんですよ。 すごくオシャレなMVを作れて、感動しちゃいました
一歌:私達もMVは作ったりしてたけど、 プロならではの工夫とか、インパクトを残せる映像の作り方とか いろいろ教わることができて楽しかったな
MEIKO:そっか。いい経験になったんだね
レン:咲希と志歩は、どんな会社に行ってきたんだ?
咲希:いろんなイベントの企画とか運営をしてる会社だよ!
咲希:見学だけじゃなくて、 実際にイベントの企画を考えたりもさせてもらったんだ!
リン:なにそれ、楽しそー! どんな企画を考えたの?
志歩:実際の案件がもとになってるから、 詳しくは言えないんだけど…… 文房具メーカーの商品をPRするための企画
志歩:それで、私達はホワイトデーに贈るメッセージカードを 作るイベントを考えたんだ
ミク:へえ、メッセージカードか
咲希:えへへ、ホワイトデーは感謝の気持ちを伝えたいって 思ってる人が多いから、ピッタリかなって思って!
志歩:商品の宣伝になるし、 その会社が大切にしてる『心を贈る手伝いをする』って想いも 叶えられるしね
咲希:でね、アタシ達が考えたのと 同じようなイベントが実際に開催されるらしくて——
咲希:アルバイトとして、運営のお手伝いも させてもらえることになったんだよ!
一歌:えっ、そうなんだ。 実際の仕事も任せてもらえるなんて、すごいな
穂波:ふたりとも、頑張ってきてね
咲希:うん、ありがと~!
リン:感謝の気持ちを伝えるメッセージカードかあ……
リン:——それ、めちゃいいじゃん! ねえねえみんな、あたし達も作ってみようよ!
KAITO:……みんなって、俺達のこと?
リン:そうに決まってるじゃーん! あたしも、みんなにありがとーって言いたいこと い~っぱいあるから書きたくなっちゃって♪
MEIKO:あはは、リンはいい子だね!
リン:あー、子供扱いしてるっ!?
リン:あたしだけじゃなくて、 めーこ姉も一緒にやるんだからね!
MEIKO:うんうん。 リンに書くこと、ちゃんと考えておくよ
ミク:でも、みんなでやるのはいいかもね。 こういう機会じゃないとなかなか言えないことってありそうだし
レン:それって、例えば?
ミク:んー、いつも一緒にいると、 やってもらうのが当たり前になってる事とかかな
ミク:メイコが練習の空気を締めてくれることとか、 ルカがいつも、困ったことがないか さりげなく気にかけてくれてることとか……
ルカ:あら……ミクもなでなでが欲しいのかしら?
ミク:そういうつもりで言ったんじゃないから
レン:なるほど。たしかに、そういうことにちゃんとお礼を言う きっかけになりそうだな
KAITO:……文字でなら、直接言うより伝えやすそうだし
リン:えへへ。じゃあ、あたし達もやるってことで決まりねっ!
咲希:(当たり前になってることに、 感謝の気持ちを伝えるきっかけになる、か……。 そんなイベントになったら、素敵だなあ)
咲希:(商品の良さを伝えるのもそうだけど、 来てくれた人が、身近な人に『ありがとう』って 伝えるお手伝いができるように……がんばろう!)
リン:あ、そうだ! どんな感じでやるのか参考にしたいから、 サッキー達がお手伝いするイベント、見にいってもいい?
咲希:うん! 一緒にいろいろ勉強しよ!
志歩:お客さんやスタッフの人に見つからないようにね
リン:はーいっ!
数週間後
ワンダーランドのセカイ
えむ:チョキチョキ、ぺたぺた~、 きらきらりーんっ☆
ルカ:あら~? えむちゃん、とってもご機嫌ね~
司:たしかに、練習が終わったばかりだというのに 元気がありあまっているようだな
えむ:えへへ、もうすぐイベントのお手伝いの日だから、 すっごく楽しみなんだ~!
類:そういえば、ホワイトデーに絡めた イベントの運営を手伝うと言っていたね
えむ:うんっ! メッセージカードを作って、 大切な人に『ありがとう』の気持ちを伝えよう! ってイベントなんだ
えむ:お客さんが好きなカードを選んで、 マスキングテープとかシールで飾り付けしてもらうんだけど……
えむ:カードも飾り付けのアイテムもたっくさん種類があるから、 世界にひとつだけのスペシャルカードが作れちゃうんだよ♪
MEIKO:なんだか面白そうね! どんな感じのカードになるのかしら
えむ:んーと、練習で作ったカードがポケットに……。 あ、あった!
類:ふむ、とても賑やかなカードだね
えむ:えへへ☆ マスキングテープをいっぱい ぺたぺたしたんだ!
司:ぬおっ!? カードを開いたら、ブーケが飛び出してきたぞ!
KAITO:こういう仕掛けつきのカードもあるんだね
えむ:うんっ! お花のところは、 シールとかスタンプを使って自分で飾り付けできるんだよ
寧々:へえ……ちょっと楽しそうかも
MEIKO:ありがとうの気持ちと一緒にワクワクもプレゼントできて、 とっても素敵なカードね!
ルカ:うふふ、ほんとね~♪ 枕元に置いておいたら、ぐっすり眠れそうだわ~……
えむ:あ! ふかふか枕とお布団の柄のカードもおもしろいかも!
第 5 话:心を贈るお手伝い
イベント当日
イベント会場
咲希:ふう……これでよしっと
咲希:しほちゃん、えむちゃん! 文房具の準備、終わったよ~
志歩:こっちもテーブル設営が終わったところ
えむ:イベント、楽しみだねっ☆ あたし、ずーっとワクワクでソワソワ~ってしてたんだ!
咲希:えへへ、アタシも! 今日はみんなで、絶対いいイベントにしようね!
えむ:うん! がんばろわんだほーい!
咲希:わんだほーい! ほら、しほちゃんも!
志歩:え? いや、私は……
木崎:皆さん、お疲れ様です
咲希:あっ、木崎さん! お疲れ様です!
木崎:設営から手伝っていただきありがとうございます。 まもなくオープンなので、今日は1日よろしくお願いしますね
志歩:はい。こちらこそ、よろしくお願いします
咲希・えむ:『よろしくお願いします!』
咲希:メッセージカードを作って、 ホワイトデーに『ありがとう』の気持ちを贈りませんか?
志歩:是非、ホワイトデーのプレゼントに添えてみてください
えむ:メッセージカード作りだけでも、大歓迎でーす!
男性客:……へえ。 メッセージカードか……
咲希:(あ……あのお客さん、興味をもってくれてるみたい)
咲希:いらっしゃいませ! メッセージカードをお探しですか?
男性客:あ……はい。 妻へプレゼントを買ったので、添えてみようかなって…… 少し、見せてもらってもいいですか?
志歩:はい
志歩:——こちらが、メッセージカードになります。 全部で30種類の中から、お好きなものをお選びいただけます
男性客:え、そんなに種類があるんですね
えむ:はいっ! カードを贈る人にぴったりのものを 選べるように、たーっくさん種類があるんです!
咲希:飾り付け用のシールやスタンプも いろいろご用意してあるので、 よかったら見てみてください!
男性客:ありがとうございます。 じゃあ……妻は動物が好きなんですけど、 そういったものもありますか?
志歩:動物ですね。でしたら—— こちらの、動物シリーズのシールはいかがですか?
男性客:なるほど……。 鳥にウサギ、リス、猫……どれも可愛いですね
志歩:こちらのシールを使った サンプルのカードもあるので、是非
咲希:こういう吹き出し型のシールを貼ると、 動物達がしゃべってるみたいでかわいいんですよ
男性客:ああ、たしかに! ……これを渡したら、喜びそうだな
男性客:……あの。 メッセージカード、作っていってもいいですか?
咲希:はい! ありがとうございます!
男性客:……こんな感じで、どうでしょうか?
えむ:わあ……! 動物さん達がい~っぱいで、 とってもかわいいですね☆
男性客:はは、ありがとうございます。 メッセージカードを書くなんて、久しぶりでしたが……
男性客:渡す相手のことを考えながら、 いろいろデザインを考えるのもいいですね。 なんていうか、気持ちを込められる気がして……
男性客:妻に渡した時の反応が、楽しみです
咲希:喜んでもらえるといいですね!
えむ:……えへへ。お客さん、にこにこ~!ってしてたね
志歩:うん。それに、自分が薦めた商品を気に入ってもらえるって、 結構嬉しいかも
咲希:だね♪ よーし、この調子でどんどん 『心を贈るお手伝い』しちゃおう!
数時間後
木崎:——皆さん、お疲れ様です。ちょっといいですか?
咲希:あっ、はい! 何かありましたか?
木崎:実は先ほどから、お客様が減ってきてしまっていて……
木崎:よければ、どなたか商品のサンプルを持って 館内で宣伝してきてもらえませんか?
えむ:はいはーいっ! あたし行きます!
咲希:えっ、いいの? 大変そうだけど……
えむ:大丈夫♪ フェニックスワンダーランドでも 宣伝とかやってたから、久しぶりにやってみたいな~って☆
木崎:ありがとうございます。 では、宣伝の許可を取っている場所に案内しますね
えむ:はーい! 咲希ちゃん、志歩ちゃん、行ってきま~す!
えむ:お客さん、たくさん連れてくるからねっ☆
咲希:いってらっしゃーい!
志歩:じゃあ私達は、ここで呼び込みしようか
咲希:うん! 次はどんなお客さんが——って、あれ?
女子高生A:…………
咲希:(あの女の子……アタシ達と同い年くらいかな? すっごく真剣に商品を見てる……)
咲希:いらっしゃいませ! そのペン、すごくかわいいですよね
女子高生A:あ……はい。 あんまり他にない感じの色が多いから、気になっちゃって
女子高生A:メッセージカードとかもいっぱい置いてありますけど、 これってなんのイベントなんですか?
志歩:彩紙工房っていう、文房具メーカーのイベントです。 新商品の発売に合わせて、ホワイトデーの メッセージカード作りを無料で体験できるんです
女子高生A:へえ、なんだか面白そう……! 私、こういう文房具って大好きなんです
咲希:もし、日頃の感謝なんかを伝えたい人がいたら、 一緒に作ってみませんか?
咲希:メッセージカードを渡すだけでも、 きっと素敵なプレゼントになりますよ!
女子高生A:作ってみようかな……。 このキラキラしたシールとか、好きそうな子がいて
女子高生A:あ、でも……
志歩:どうかしましたか?
女子高生A:……やっぱり、やめておきます。 作っても、受け取ってもらえないかもしれないし
咲希:えっ? でも……
志歩:……何かあったんですか?
女子高生A:あ、すみません。変なこと言っちゃって。 別に大したことじゃないんですけど……
女子高生A:……カードを渡したい子と、 今、ちょっとケンカみたいになっちゃってて
志歩:……そうだったんですね
咲希:えっと……もしよければ、 渡したい人のこと、聞いてもいいですか?
女子高生A:あ……。 えっと、相手は私の幼馴染みなんですけど——
ショッピングモール 館内
えむ:ぱんぱかぱーん♪ かわいいメッセージカードを作れる体験イベントで~す!
えむ:ホワイトデーに、ありがとうの気持ちを ぎゅぎゅーっと込めたカードを作ってみませんかー!
買い物客:なあ、服見る前にゲーセン寄っていい?
買い物客:ママー、おもちゃ屋さん行きたい!
えむ:…………。 みんな、お買い物に夢中なのかなあ……
えむ:どうしたら、お客さんが ふむふむ、わーわー!ってなってくれるんだろう……?
???:『——あら? えむちゃんたら、なんだか難しい顔ね』
MEIKO:『ホワイトデーのイベントをやるんだって、 あんなに張り切ってたのに……』
えむ:メイコお姉さん!
MEIKO:『やっほー! 気になって、様子を見に来ちゃった♪』
えむ:えっとね、イベントに来てくれる人を増やしたくて、 宣伝をしてたんだ!
えむ:けど、あんまりうまくできてなくて……
MEIKO:『なるほど、それで悩んでたのね。 それなら——』
MEIKO:『ふふ、いいこと思いついたわ! こういうのはどう?』
えむ:わあ、すっごく楽しそう!
MEIKO:『でしょ? そうと決まればさっそく準備しましょ♪』
第 6 话:一緒にいられるのは
イベント会場
咲希:買い物の途中で、ケンカに……
女子高生A:はい。それで、お互い『もう知らない!』って別れちゃって。 歩いてるうちに、ここについてたんです
咲希:そうだったんですね……
咲希:(せっかく一緒に遊びにきたのに、 ケンカ別れになっちゃうなんて……寂しいな)
志歩:えっと……すみません。 いろいろ、個人的なことまで聞いてしまって
女子高生A:いえ! 私も、聞いてもらえてすっきりしたので……!
女子高生A:それに……思い出してみるとケンカの内容って、 本当に大したことないっていうか、 どうでもいいようなことで……
咲希:どうでもいいようなこと?
女子高生A:えっと、ふたりで合流した時に、 相手の子が朝ごはんを食べ忘れたって言ってたんです
女子高生A:それで私が『また夜更かししたんでしょ。 ちゃんと早寝早起きして、食べなきゃだめだよ』って言ったら、 相手の子がうるさいって怒ってきて……
志歩:それ、ちゃんと正しいことを言ってると思いますけど……
女子高生A:でも実際、言いすぎちゃうところはあって
女子高生A:私は結構細かいことが気になっちゃうんですけど、 相手の子はおおざっぱっていうか……
女子高生A:それでつい口を出しちゃって、 今回みたいにケンカになっちゃったりするんです
志歩:なるほど……。 全然タイプが違う者同士なんですね
咲希:なんだか……昔のアタシ達と、ちょっと似てるかも?
女子高生A:え?
咲希:実は、アタシ達も幼馴染みなんです。 それで小さい頃はケンカもたくさんしてて
志歩:……たしかに、似てるかもね
女子高生A:あの……そういう時って、どうやって仲直りしたんですか?
咲希:んー……どうだったっけ?
志歩:よくあったのは、私と咲希がケンカしてるところに 穂波と一歌が入ってくれて……
咲希:あ! アタシ達を仲直りさせるために、 いろいろやってくれたよね!
志歩:うん。一緒にお菓子食べたり、公園で遊んだりして……
志歩:最初は、お互いにぎくしゃくしてたのに だんだんどうでもよくなっちゃったりとか
咲希:えへへ。気づいたら、 ケンカしてたのを忘れちゃうんだよねー
志歩:あとは……ケンカした時って大体、 咲希の方がいきなり謝ってきてたよね
咲希:だって、ケンカしてると胸がチクチクするし…… しほちゃんと遊べないの、寂しかったんだもん
女子高生A:……それ、私達も同じかもしれません
咲希・志歩:『え?』
女子高生A:私達もケンカした時、いつも相手の子から話しかけてくれて……
女子高生A:『おもしろい動画見つけたよ』とか『これ一緒に行かない?』とか いろいろ話してくれるおかげで、 いつの間にか仲直りしてることが多いんです
志歩:……そう考えると、全然性格が違う者同士が ずっと一緒にいられるのって、当たり前のことじゃ ないのかもしれないですね
女子高生A:……そうかもしれません。 ただの腐れ縁だって思ってたけど——
女子高生A:今日までずっと離れずにいられたのは、 あっちが私と一緒にいようとしてくれたから……なのかも
咲希:(一緒にいようとしてくれたから……)
咲希:(アタシ達も一度、離れ離れになって……。 けど、またバンドのおかげで一緒にいられるようになって)
咲希:(それだけで、すっごく嬉しくて幸せだなって 思ってたけど……)
咲希:(今もみんなが一緒にいられるのは、 みんなが一緒にいたいって思って—— そのために頑張ってくれたから、なんだよね)
咲希:(……それって……)
咲希:普段は、なかなか気づけないですけど……
咲希:一緒にいたいって思ってくれてることに、 ホントにホントにありがとう!って言いたくなりますね
志歩:咲希……
女子高生A:……そうですね。 たしかに、すごいことだなって思います
女子高生A:私も……ちゃんと、伝えないとな
咲希:えへへ。それなら、メッセージカードがおすすめですよ!
志歩:はい。よければご案内します
女子高生A:ありがとうございます! ……メッセージカード、作っていってもいいですか?
咲希:はい、もちろん!
ショッピングモール 館内
えむ:えへへっ☆ メイコお姉さんにぴったりな かわいいパペットが見つかってよかったな~♪
MEIKO:『ふふ、声をあてるのが楽しみだわ!』
MEIKO:『それじゃあ、えむちゃん! さっそく始めるわよ』
えむ:おー!
えむ:『もうすぐホワイトデー! お友達に、ありがとうの気持ちを伝えたいな~!』
パペット:『そんなえむちゃんに、いいものがあるわよ! はい、どうぞ♪』
えむ:『わあっ、すてきなカード!』
パペット:『このカードに飾りつけをして、 感謝のメッセージを書くのはどうかしら?』
パペット:『世界にひとつだけのメッセージカードよ!』
えむ:『あたしも作ってみたいな~! パペットさん、作り方を教えてもらってもいい?』
パペット:『もちろん! 一緒に作ってみましょ!』
買い物客:なんだろう、あれ? 人形劇かな?
買い物客:ねえねえ、あっちで何かやってるよ!
えむ:『仕上げにシールをペタペタ~ってして…… 完成~☆』
パペット:『お疲れ様、えむちゃん! とってもすてきなカードができたわね!』
えむ:『うん! それじゃあ、このカードはパペットさんへ!』
えむ:『いつも一緒に遊んでくれて、ありがとー!』
パペット:『まあ……! ふふ、こちらこそ!』
えむ:『えへへ♪ これからもよろしくね、パペットさん!』
買い物客:メッセージカード作りだって。 ちょっと面白そうだし、見てみる?
買い物客:いいね。中庭のイベント会場、寄ってみよっか
えむ:メイコお姉さん! 宣伝、大成功だよ!
MEIKO:『やったわね、えむちゃん!』
???:…………
えむ:(……あれ? あのお姉さん、イベントの看板をじーっと見てる……?)
えむ:(もしかして、メッセージカードを 作りたいって思ってくれたのかな)
えむ:こんにちは! お姉さんもメッセージカード、作ってみませんか?
女子高生B:あ、ううん、大丈夫。 一緒にきた友達が好きそうだな~って見てただけだから
えむ:そっか、お友達ときたんですね!
女子高生B:うん。このドーナツ、おいしいって評判だったから 一緒に食べようと思って
えむ:わあ、いい匂い!
えむ:あれ? でも、お友達は……
女子高生B:あー……。 実はさっき、ケンカして別れちゃったんだよね
えむ:えっ! ケンカしちゃったんですか……?
女子高生B:まあ、よくあることだから
女子高生B:その子、結構細かいことを気にするタイプでさ。 朝ごはん食べなきゃダメとか、スカートが短すぎるとか……
女子高生B:『うるさいなあ、お前は私の母ちゃんか?』って 言ったら、そのままケンカみたいになっちゃって
女子高生B:で、もう知らない!って別れちゃったわけ
えむ:なるほど~……
えむ:その人、お姉さんのことをよく見てくれてる人なんですね!
女子高生B:え?
えむ:えっと、あたしもクラスの友達に 廊下で走ったら危ないでしょとか、 寒いのに薄着じゃ風邪ひいちゃうよって言われることがあって……
えむ:ごめんなさーい!って思うんですけど、 ちょっとだけ、嬉しい気持ちもあるんです
女子高生B:嬉しい?
えむ:えへへ。あたしがケガしたり、 風邪をひいちゃって苦しくなったりしないように、 心配してくれてるんだなあって
えむ:そう考えると、 胸のところがぽかぽか~ってするんです!
女子高生B:………………。 そっか。あなた、めっちゃいい子だね
えむ:ほえ?
女子高生B:そうだよね。 言われた時は、うるさいなって思っちゃったりするけど……
女子高生B:どうでもいい相手には、 いちいち注意したりしないもんね
女子高生B:そう思うと…… ちょっとは感謝してもいいかもな、って気がしてきた
えむ:それじゃあ……やっぱり作ってみませんか? メッセージカード!
女子高生B:え……?
えむ:ドーナツと一緒に、お友達に渡したら……。 きっと、ふたりともにこにこになれちゃうと思うので!
女子高生B:……カードとか、うまく作れる気がしないんだけど。 相談乗ってくれたりするの?
えむ:はいっ! 全全全力でお手伝いしちゃいます!
女子高生B:あはは、オッケー。 せっかくだからやってみるよ
女子高生B:あ……先に連絡だけしておかないと。 えっと、『今日ってもう1回会えないかな』っと
女子高生B:あ、もう返信きた……って、え!?
えむ:……ほえ?
第 7 话:ありがとうの気持ちを
数十分後
イベント会場
女子高生A:メッセージ、書けました
咲希:お疲れ様でした! これでメッセージカード完成ですね♪
女子高生A:はい。けど……なんていうか、 まだちょっと地味な気がしてて
志歩:シンプルで私は好きですけど…… たしかに、まだ結構余白はありますね
女子高生A:相手の子が、キラキラした派手な小物とかが 好きなので、もうちょっと飾り付けたいんです。 でも私、あんまりそういうの得意じゃないんですよね
咲希:なるほど~。 キラキラで派手な感じ……
咲希:あ、それならラインストーンを使うとか!
女子高生A:ラインストーン、ですか?
咲希:はい! 相手の子の名前とか、 好きな物の形にペタペタ貼ったらどうかな~って!
咲希:あとは、にっこりマークとかをつけてもかわいいかも!
女子高生A:なるほど……。 たしかに、明るい印象にできそうですね
咲希:はい! あとは——
???:『……サッキー。サッキー。聞こえる?』
咲希:あ、ちょっとお待ちください!
咲希:……リンちゃん! 見に来てくれたんだ
リン:『えへへっ。みんな忙しそうだったから、 こっそり覗いてたんだ♪』
リン:『それでね、キラキラで派手派手~にするなら、 あれを使うのはどうかな?』
咲希:あれって……えっと、スパークルのマスキングテープ?
リン:『うんっ! ぐる~ってまわりに貼るだけでもいいけど、 星とかハートとかに切ったらすっごく可愛くなると思うし!』
リン:『サッキーが言ってたラインストーンに合わせたら キラキラで派手派手になるかも☆』
咲希:あっ、たしかに!
咲希:ありがとうリンちゃん、提案してみるね!
えむ:えっと、咲希ちゃんと志歩ちゃんは~……。 あ、見つけた!
咲希:えむちゃーん! 宣伝、お疲れ様!
女子高生B:へえ、イベントってここでやってたんだ
女子高生A:あ……
女子高生B:…………
女子高生B:……あの、さ。渡したいものがあるんだけど
女子高生A:……うん。私も
女子高生A:いっつもよくケンカするけど……。 それでも一緒にいてくれて、ありがと
女子高生B:え……何、このカード。 めちゃくちゃキラキラでかわいい!! このシール、あんたが貼ったの?
女子高生A:このカードも、すごくかわいい……! 文房具とか、ドーナツとか、私の好きな物ばっかり
女子高生B:そこのお姉さんに、いろいろ教えてもらいながら 作ったの。バランスよく貼るのとか、結構大変だったんだから
女子高生B:メッセージにも書いたけど…… 普段、いろいろ気にかけてくれてるでしょ
女子高生B:だから……いつもありがとね
咲希:(ふたりとも、すごく嬉しそう……)
咲希:(ちゃんと、気持ちを伝えられてよかったな)
女子高生A:あの……いろいろ、相談に乗ってくれてありがとうございました
咲希:いえ! 喜んでもらえて、よかったですね!
女子高生A:はい。ずっと一緒にいて、いろいろ当たり前みたいに 思っちゃってたけど……
女子高生A:改めて、ちゃんと『ありがとう』って伝えられて よかったです
女子高生B:お姉さんも、ありがとね! 一緒にカード作るの、楽しかったよ
えむ:あたしも、とーっても楽しかったです!
女子高生A:本当にありがとうございました
数時間後
木崎:——これで撤収作業も無事完了したので、 本日のイベントは終了です。皆さん、お疲れ様でした
えむ・咲希・志歩:『お疲れ様でした!』
木崎:彩紙工房様にも、新商品のPRとして とても良い結果を残せたと喜んでいただけました
咲希:わあ、よかった……!
木崎:はい、ありがとうございます。 もし良ければ、お礼としてイベントに出展した 文房具をいくつか貰っていただけませんか?
志歩:え……いいんですか?
木崎:ええ。皆さんが彩紙工房様の商品の良さを とても熱心にお客様に伝えてくださっていたので、 社員の方々が感動したそうで
木崎:むしろ貰っていただけると、先方も喜ばれると思います
志歩:ありがとうございます。 じゃあ、遠慮なくいただきます
木崎:はい。バックヤードのほうに用意してあるので、 帰る前に寄っていってください
咲希:(……イベントのお手伝い、できてよかったな)
咲希:(彩紙工房さんにも喜んでもらえて、 いろんなお客さんにも会えて……すごく楽しかった)
男性客:渡す相手のことを考えながら、 いろいろデザインを考えるのもいいですね。 なんていうか、気持ちを込められる気がして……
男性客:妻に渡した時の反応が、楽しみです
女子高生A:はい。ずっと一緒にいて、いろいろ当たり前みたいに 思っちゃってたけど……
女子高生A:改めて、ちゃんと『ありがとう』って伝えられて よかったです
咲希:(そういえば……)
咲希:(アタシも、ちゃんと『ありがとう』って 伝えられてない人が、たくさんいるかも)
咲希:——ねえ。しほちゃん、えむちゃん!
第 8 话:贈り合う想い
ホワイトデー当日
ワンダーランドのセカイ
司:——よし! みんな集まっているな?
司:これはオレと類から、日頃世話になっている礼だ。 見た目も味も、存分に楽しんでくれ!
えむ:わあ……! このクッキー、ぜーんぶ絵が描いてある!
類:アイシングクッキーだよ。 それぞれモチーフやメッセージが違うから、 好きなものを選んでくれるかい?
寧々:あ……そっか、今日ってホワイトデーだっけ
ミク:わ~☆ 観覧車とか、メリーゴーランドのクッキーもある!
リン:すごーい☆ どれにするか迷っちゃうなあ
えむ:司くん、類くん、ありがとー!
えむ:あのね、実はあたしも、 みんなに渡したいものがあるんだ
司:渡したいもの?
えむ:——じゃじゃーん! いつもありがとうのメッセージカードだよ~☆
えむ:まずは司くん、はい!
司:おお……! カード作りのイベントに出るとは聞いていたが、 まさかオレ達の分まで用意されているとは……
司:ありがたく受け取ろう! ……ん? このたくさんの星のシールは——
司:ふっ、なるほど! きらめくスター、つまりはオレのことを表しているわけか!
えむ:ぴんぽんぴんぽ~ん!
えむ:いつも『うおおー!』って頑張ってる司くんを見てると、 あたしもすっごく元気になっちゃうんだ! だから、いつもありがとう!
司:オレの方こそ、えむには力をもらっているぞ。 これからも共にスターの道を歩んでいこうではないか!
えむ:うんっ!
えむ:次は~……類くん! はい、どうぞ!
類:ありがとう。 ……フフ、僕のカードはロボットとびっくり箱なんだね
えむ:えへへ。類くんはすごいロボットを作ったり、 お客さんがびっくりする楽しい演出を いーっぱい考えてくれるから☆
えむ:いつもありがとう、類くん!
類:僕の方こそ。えむくんの身体能力や、 自由な発想力にいつも助けられているよ
えむ:そしてそして~~~寧々ちゃんっ! はい、どうぞ!
寧々:わ……かわいいシール……。 音符と、歌を歌ってるお姫様……?
えむ:うん! きれいな歌で、たくさんの人を 笑顔にしてる寧々ちゃんみたいだなって!
寧々:えむ……
えむ:いつも一緒にいてくれてありがとー! また一緒に、たい焼き食べようね!
寧々:ふふっ……うん、いいよ。 これからもよろしくね、えむ
えむ:じゃあ次は、セカイのみんなの番!
ルカ:まあ、わたし達の分まで作ってくれたのね~
MEIKO:ふふっ、嬉しいわね! じゃあみんな、順番に並びましょうか
レン・リン:『わーいっ!』
教室のセカイ
咲希:それでは今から、 メッセージカード交換会を始めたいと思いまーす!
一歌:メッセージカードを作って みんなで交換する会、ってところまでは聞いてるけど……
ミク:カードって、どんな風に作ればいいの?
リン:ふっふっふっ、あたし達でちゃんと お手本を見せるからだいじょーぶ!
咲希:うん! じゃあまず、いっちゃん!
一歌:は、はい……!
咲希:いっちゃんには、ギター形のカードにしたんだ!
一歌:あ……本当だ。 それに、サボテンのシールも貼ってある
咲希:『いっちゃんは、自分のやりたいことをしっかり持ってて、 ホントにすごいなあって思ってます』
咲希:『一度決めたら、ずっとまっすぐで…… そんないっちゃんにたくさん支えられてきたよ』
一歌:咲希……
咲希:『いっちゃんと一緒にいられて、アタシはとっても幸せです。 いつもありがとう! これからもずっとずっと、よろしくね!』
一歌:……ありがとう、咲希。 私のほうこそ、咲希にいつも支えられてるよ
一歌:このカードも、ありがとう。 宝物にするよ
リン:じゃあじゃあ、次はあたしね!
リン:誰にしよっかな~~~……。 ん~~~じゃあ、めーこ姉!
MEIKO:ん? 私?
リン:そう! 『めーこ姉、いつもあたしが困ってる時、 助けてくれてありがとう!』
リン:『練習はとことんやるし、 遊ぶ時には、一緒に思いっきり遊んでくれる! そんな明るくて頼りになるめーこ姉が大好きだよ☆』
MEIKO:ふふ、もしかしてこのいっぱいのハートは 大好きって意味?
リン:そのとーり! あと、このニコニコマークはめーこ姉だよ!
MEIKO:ありがとね、リン。 またいつでもなんでも、相手になるよ
リン:えへへっ♪
咲希:じゃあ次は……
志歩:私の番だね。 穂波、いい?
穂波:は、はい! よろしくお願いします!
志歩:そこまで緊張しなくていいってば
志歩:えっと……穂波の喜びそうなものを考えたんだけど、 さすがにアップルパイのカードとかシールはなくて
志歩:だから、マスキングテープを貼って それっぽく絵を描いてみたんだ。ほら
穂波:わぁ……! すごい、これを志歩ちゃんが?
志歩:『穂波はいつも、周りのことをよく見て、 誰よりも気遣ってくれる』
志歩:『きっと私が見えてないところでも、 穂波が気づいて動いてくれてたことってたくさんあると思う』
志歩:『穂波がいたから、私達はここまで歩いてこられた。 リーダーとして、これからも頼りにしてる』
穂波:志歩ちゃん……
穂波:志歩ちゃんにそう思ってもらえて、すごく嬉しいよ。 それに、こんな素敵なカードまで作ってくれて……
穂波:ずっと大切にするね、ありがとう、志歩ちゃん
レン:なんかいいな、青春って感じで
ルカ:私も、メッセージカードを作りたくなってきたわ
咲希:えへへ、じゃあ残りのカードはあとで渡すことにして…… さっそく、みんなで作っちゃいましょう!
リン:わかんないこととかあったら、あたし達に聞いてねー♪
志歩:デコレーション用のペンも持ってきてるから、 自由に使ってください
KAITO:えっと……たくさん種類があって、迷うな……
咲希:まずは、誰宛てに書くかを決めると選びやすいですよ! たとえば、ミクちゃんに書くなら——
数日後
宮益坂女子学園 2年B組
咲希:えむ隊長! 教室はついにアタシ達だけになりました!
えむ:うむ! それでは——
咲希・えむ:『イベントの打ち上げだ~!』
志歩:放課後って言っても、 他のクラスに人はいるかもしれないんだし もうちょっと静かに
咲希:はーい!
咲希:アタシ、お菓子たくさん持ってきたんだ! みんな好きなの食べてね!
えむ:あたしもジュース持ってきたんだ! みんなで乾杯しよー!
えむ:それじゃあ、かんぱーい!
咲希・志歩:『かんぱーい!』 『乾杯』
咲希:あっ、そういえばえむちゃんは、 お兄ちゃん達にカード渡せたの?
えむ:うんっ! ありがとうの気持ち、いーっぱい伝えられたよ! 咲希ちゃん達は?
咲希:アタシ達も渡せたよ! そのあとみんなでメッセージカードを作ったりもしたんだ~
志歩:みんなが全員に宛てて書いたから 終わるまでにすごい時間かかったけどね
えむ:おおー! いいなあ、とっても楽しそう☆
咲希:うん! でも……あと2枚だけ、渡せてないカードがあるんだ
えむ:あたしもちょうど2枚残ってる! 志歩ちゃんは?
志歩:……あるよ。 っていうか、この前振りいる?
咲希:えへへー♪ じゃあ、最初は~……アタシから、えむちゃんに!
えむ:はいっ!
咲希:『えむちゃんは、いつも元気で明るくて、 周りに笑顔を届けてくれるよね』
咲希:『だからえむちゃんと一緒にいると、いつも楽しくて……。 企業研究の時も、イベントのお手伝いをした時も、 えむちゃんのおかげで、いつもニコニコだったよ』
咲希:『自分の夢のために、 積極的に行動できるところもとっても尊敬してます』
咲希:『今回イベントの運営が体験できたのも、 えむちゃんのおかげだよ!』
咲希:『すてきな体験をさせてくれてありがとう! これからもよろしくね』
えむ:えへへへ……。 どうしよう、嬉しくってほっぺたが ゆるゆる~ってなっちゃう
えむ:ありがとー、咲希ちゃん! じゃあ今度は、あたしから志歩ちゃんに!
えむ:『志歩ちゃんは、いつもキリッとしてて、 すっごくかっこいいです』
えむ:『でも、かわいいものを見ると にっこりしてる時もあって、そういう顔も すてきだな~って思います!』
志歩:…………
えむ:『研究学習でも、志歩ちゃんがびしーっと 話し合いをまとめてくれたよね』
えむ:『しっかり者で、優しい志歩ちゃんが大好きだよ! いつもありがとう☆』
志歩:どういたしまして
志歩:えっと、この流れだと……次は私から咲希?
咲希:うん!
志歩:『咲希とは昔から一緒で、思い出もいろいろあるけど……』
志歩:『私にとって咲希は、 いつもいろんなところに 連れ出してくれる存在だなって思う』
志歩:『私はつい無駄なことはしたくないって思って、 遊びとか息抜きとかを後回しにしちゃうんだけど……』
志歩:『そういう時、いつも引っ張り出してくれるのが咲希。 最初は咲希に頼みこまれて仕方なく……みたいな時もあるけど』
志歩:『終わってみると、咲希について行ってよかったって思う。 今回の企業研究とかイベントの手伝いもそう』
志歩:……調子に乗りそうだから、あんまり普段は言わないけど
志歩:いつも私を連れ出してくれてありがとう、咲希。 それに、鳳さんも
咲希:アタシのほうこそ、ありがとー!
えむ:ありがとうのぎゅーっ!
志歩:ちょっと。いきなり飛びつかないでよ
志歩:……はぁ。こうなるから言いたくなかったのに
咲希:えへへ♪ もう聞いちゃったもーん
えむ:よいではないか、よいではないか~☆
志歩:それはなんていうか、だいぶ意味が変わってきそうだけど……
志歩:……ひとまず、これからもよろしく
咲希・えむ:『うんっ!』
咲希:(……研究学習に行けてよかったな。 前より、もっともっと仲良くなれた気がする)
咲希:(それに——みんなにも、『ありがとう』って気持ちを 伝えられてよかった)
咲希:(当たり前みたいに、みんなが一緒にいてくれるのは…… すごく特別なことだってわかったから)
咲希:(これからも、みんなにちゃんと 『ありがとう』って伝えよう!)